4.4

第340話 えびえびしすたーず「久しぶりの親切な宇宙人」

「お姉ちゃん。宇宙人に埋め込まれた金属片の後遺症とかないの?」

「我が妹よ。あの親切な宇宙人に金属片を埋め込まれた件?」

「そうそう。お姉ちゃんが金属片埋め込まれた件」

「今のところまったく後遺症も何もないよ。そう、お姉ちゃんは元気なのだ」

「あのお姉ちゃんに金属片埋め込んだ宇宙人、近頃見かけないから気になったのよ」

「作者が忘れていただけじゃない?」

「それもそうか。ただ作者が忘れていただけなのか」

「我が妹よ。いまさら親切な宇宙人が登場したって、生徒会長が保護している魔法少女に撃退されて終わりじゃない?」

「お姉ちゃん。魔法少女って、もともとあれほど好戦的だったの?」

「よくわからない組織に育てられていたからね。生徒会長が言うには、あれでも性格はまるくなったらしいよ」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る