第313話 えびえびしすたーず「副会長の希望」
「今年は、早めの夏休みになると決まりましたので、わたくし副会長はオンラインでの生徒会を夏休みでもすべきだと提案しますわ!」
「生徒会長としては、夏休みは夏休みらしく生徒会などではなく、勉学でも部活でも家族と楽しむのも良いと思いますわ」
「会計としては、生徒会長の意見に賛成です」
「書記としても、生徒会長の意見に賛成します」
「生徒会長も会計も書記も、わたくしと違って出番が多いから良いですが、わたくしのような模範的な生徒である副会長は、生徒会にしがみつかないと出番など無くなってしまうのですわ!!」
「……副会長。生徒会長の私から見ても、副会長の出番が無くなるなどありえないと思いますが?」
「生徒会長、甘いですわ!!」
「会計から見ても生徒会長の意見に同意します」
「わたくし副会長は、模範的な生徒であり淑女として鍛えているのです。このえびえびしすたーずのような荒唐無稽なギャグ小説では、すぐに個性がないモブキャラとして埋没してしまいますわ!!」
「書記から言わせてもらえるなら、自分で淑女と言える段階で、副会長は十分キャラが濃いと思いますよ?」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます