第四章

第300話 えびえびしすたーず「300話ありがとう」

「皐月先生。とうとう300話らしいですよ?」

「如月先生。とうとう300話らしいね」

「先輩。先輩を皐月先生と呼ぶと違和感凄いのですが?」

「後輩。私だって後輩を如月先生と呼ぶと違和感強いわ」

「先輩。記念すべき300話を、こんなぐだぐだした話で良いのですかね?」

「後輩。これはこれで良いじゃない」

「それでは先輩。記念すべき300話で聞くのも変な話なのですが?」

「後輩。何を聞きたいの?」

「先輩。車を買い替えていましたよね?」

「……あー、あれね」

「どうして車を買い替えたのですか?」

「買い替えたというか前の車が廃車になっちゃって、仕方なく車を買ったのよ」

「先輩。私たちって合コンの話ばかりしていて、どうして先輩の車の話をしなかったのでしょうか?」

「だって、あんなかっこ悪い理由で廃車になったとか言えないじゃない……」

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