第281話 えびえびしすたーず「異世界でもカレーライス2」

「お姉ちゃん。このカレー粉だけが入っている缶を開けられるの?」

「我が妹よ。異世界なら、お姉ちゃんはとても有能になる」

「お姉ちゃん。こんな頑丈な缶を素手で軽々と開けないでよ」

「仕方ない。私の空腹を解決することを妨害するものは、全て敵だ!」

「でも、お姉ちゃん。カレー粉だけがあっても、何も作れないよ?」

「我が妹よ。適当に肉でも落ちていないかしら?」

「お姉ちゃん。さすがに肉は落ちて……。何か邪悪なモンスターが勇者に討伐されたのか、肉になって転がっている……」

「我が妹よ。この邪悪なモンスターは食えるだろうか?」

「お姉ちゃん。絶対に食べたら駄目なものだと思うよ?」

「とりあえず。異世界召喚定番の魔法の才能の覚醒で使える、この魔法で加熱調理してみよう」

「お姉ちゃん。お姉ちゃんの魔法が強すぎて、地面ごと広範囲に消し飛んでクレーターが出来たよ」


まだ続く!

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