第279話 えびえびしすたーず「時には塩味」

「我が妹よ。今日のお菓子は塩味が基本なの?」

「お姉ちゃん。甘いお菓子の方が良かった?」

「塩味も好きよ。こう粉吹き芋を塩だけで食べるのも好きだもの」

「お姉ちゃんのその話を聞いたら、トウモロコシを茹でたのも用意したらよかったかな?」

「我が妹よ。それだと、お菓子と言うより食事になってしまうぞ」

「お姉ちゃん。それはそれで良いと思うよ」

「夕飯代わりに食べても悪くないか」

「そこまでするなら、トマトとかも使ったサラダ作る?」

「なら、お姉ちゃんがスープを作ろう」

「お姉ちゃん。お姉ちゃんが作ると、食べきれないくらい作るから、スープも私が作るよ」

「大丈夫。市販品のお湯だけ注いで作るスープで作るから作りすぎないよ」

「お姉ちゃん。その手に持っている大きなやかんをみると、不安になるよ」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る