「我が妹よ。今日は、食卓の上がケーキだらけ」

「お姉ちゃん。ケーキ食べたくて、市販品から自分で作ったのを含めてケーキばっかりだよ」

「ここまでケーキだらけだと、ケーキ屋さんより種類も量もありそう」

「お姉ちゃんでも満足するほどの総量だよ。まさに、ケーキたくさんだよ」

「我が妹よ。ここにあるフルーツとかは?」

「お姉ちゃん。ケーキ作る時のあまりだけど、ここにあるコンデンスミルクを、これまでもかってほどかけまくって食べるのよ」

「……我が妹よ。私も甘いものが好きだが、ここまで砂糖と小麦粉だらけだと、たじろぐぞ」

「お姉ちゃん。心配しなくても、冷蔵庫の中には食後のデザートも十分用意してあるよ」

「……我が妹よ。食後のデザートって何を用意してあるの?」

「蜂蜜がたっぷり入った容器の奥底の奥底に沈んでいる砂糖たっぷりなアップルパイ」

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい