第211話 えびえびしすたーず「体感型拡張現実ゲーム2」

「話すと長くなるのですが、多くのストレス(主に生徒会長と副会長の後始末)で悩んでいました。ですが体感型拡張現実リアルタイムシミュレーションゲームに出会い有象無象の敵を倒しまくって、そのストレスを解消できることに気が付いたのです!」

「会計……。生徒会長の後始末はわかりますが、なぜわたくし副会長の後始末など妄言を言うのですか!」

「会計。ストレスがあるのなら生徒会長の私に相談しなさい」

「先輩。生徒会の後始末って書記が担当していませんでしたか?」

「後輩。その辺はいろいろとね」

「ところが、そう体感型拡張現実リアルタイムシミュレーションゲームのプレイヤーのレベルが上がり特別な戦場が解放された日からまったく勝てなくなったのです!」

「お姉ちゃん。会計さんのお話聞きながらゲームの説明書を読んでいるけど、よくわからないよ?」

「我が妹よ。遊んでいたら慣れるから大丈夫」

「ここで私は、プロのゲーマーを何人も雇い戦わせましたが、全員返り討ちにあったのです!」

「会計、書記の私に生徒会の仕事を押し付けて早く帰っていると思ったら……」

「私は勝ちたいのです。この何度も何度も異世界召喚されて生還している名門女子高の人達なら必ず勝てると!」

「あの会計さん。魔法少女の私は一度も異世界召喚されたことないのですが?」

そして続く!

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