第三章
第200話 えびえびしすたーず「200話ありがとう」
「この副会長を200話に登場させるのは素晴らしい判断ですわ。我が伝統ある名門女子高を体現するような模範的な生徒である副会長がえびえびしすたーずの輝かしい話を伝え汚点になるところを全て切り捨てて、この先のえびえびしすたーずのストーリーを光り輝く澄み渡った空のような……」
「副会長。話が長いです」
「会計、何なのですの……。せっかくこれから大事な話が続くというのに!」
「副会長。会計から報告ですが、書記が副会長の話が退屈で無駄に長いから速記を中止しちゃっていますよ」
「書記、どうして速記を止めるのですか!?」
「パソコンで記録するのも紙に書くのも印刷するのも資源の無駄かなと」
「書記、近頃は反抗的すぎますわよ!」
「副会長。会計の私と同じように書記も副会長の対処方法を学んだとかじゃないですか?」
「会計。これでは、せっかく200話記念の話題が副会長の私のせいで盛り上がらないみたいになるでしょうが!」
「生徒会長からも200話おめでとうございます。これからもえびえびしすたーずをよろしくお願いしますね」
「副会長を差し置いて、良いところだけ持って行かないでください。生徒会長!!」
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