第179話 えびえびしすたーず「ふらふらくらくら」

前回からの続き!

魔法少女と魔法少女四人組は……。

以下略!


「作者、さぼるな!!」

「「「「魔法少女にはふさわしくないお下品な発言ですわ」」」」

「人のお菓子を恨めしそうに見つめているのは下品じゃないの!?」

「「「「私たち魔法少女の四人組。けっして、空腹で裏切り者の魔法少女のおやつが羨ましくて登場したのではないですわ!!!!」」」」

「絶対に、そのセリフは自白しているじゃない!」

「「「「そんなことどうでもよいですわ!!!!」」」」

「良くない!」

「「「「私たちにお菓子を渡すのです!!!!」」」」

「毎日毎日食べ物を奪い合っていた生活には、もう絶対に戻らない!」

「「「「わかりました。魔法少女の四人組を怒らせたいのですね……」」」」

「私だって魔法少女の一人。たった一人でも、このお菓子のために負けたりしない!」


そして生徒会室にて


「と、いう話がありましたので、えびえび姉が生徒会室に隠していたお菓子は全て魔法少女たちが持っていきました」

「……生徒会長。どうしてお姉ちゃんのお菓子が関係しているのですか?」

「私にもわかりません。ただ類推するならば、生徒会室で隠れてお菓子を食べようとしていたえびえび姉の行動が魔法少女たちに把握されていて、えびえび姉のお菓子は魔法少女たちが仲良く持って行ったという事でしょう」

「生徒会長。それで、お姉ちゃんはどうしたのですか?」

「今頃、校庭で叫んでいるのではないのですか?」


お嬢様学校の校庭にて


「私が楽しみにしていた新製品のお菓子ばかり食べられた!」


えびえび姉……。

来週には、また新製品のお菓子が発売になるよ!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る