第164話 えびえびしすたーず「のんびり」
「お姉ちゃん。のんびりと電車に乗ってどこに行くの?」
「とりあえず梅の花を見に行って、散策してご飯食べて……」
「お姉ちゃん。ご飯を食べて……?」
「我が妹よ。それからまた考えよう」
「お姉ちゃん。日没前には帰りたいね」
「我が妹よ。トラブルさえなければ、私の計画はかなり正確だぞ」
「お姉ちゃん。スマートフォン取り出して何をしているの?」
「とりあえずダイエット中の副担任に美味しい料理の写真を送り付けておこうかと……」
「お姉ちゃん。綺麗な梅の花の写真に変えたら?」
「それだと反応が淡白なのよね」
「お姉ちゃん……」
「我が妹が、この肉汁たっぷりなかいじゅうの肉に食らいついてる動画と写真を送りつければ、反応間違いなし!」
「お姉ちゃん、そんな動画や写真をどうして持っているのよ!?」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます