第5話 「鎌倉殿の13人」といずれは書きたい伝記

大河ドラマの「鎌倉殿の13人」が、佳境になってきている。


頼朝の死、二代目に頼家が継ぐ、から梶原殿の謀反・ほぼ唯一残った頼朝の肉親の全成殿の死・比企の乱、からの頼家の出家→暗殺、三代目実朝の擁立、からの畠山の乱、時政の失脚、二代目執権北条義時爆誕、と、まぁこのドラマが始まってずっと怒涛の展開だったけど、かなりの怒涛の展開がここ10回に詰まっている。

いやーほんと面白い。ていうか、割とのめり込んで見ていて自分でもびっくりする。大河ドラマとか続かない人間だったのに。


どうも私はこの辺りの時代が好きらしい。中国では宋。武官よりも文官が重んじられた時代で、庶民の文化も唐と比べて花が開く。井上祐美子の「桃花源綺譚」がこの辺り。

中東では第三回十字軍。サラディンとリチャード獅子心王の時代で、すなわち定金伸治の「ジハード」。

……意外と影響されやすいのです。歴史上好きな人物スターティングメンバーを上げろと言われたら、今なら多分北条義時は入るでしょうね。

ちなみにこう。


1.マリー・アントナン・カレーム

2.フランツ・リスト

3.秦檜

4.愛新覚羅多爾袞

5.サラーフ・アッディーン・ユースフ

6.マルティン・ルター

7.孔丘

8.ジョヴァンニ・ルイイジ・ダ・パレストリーナ

9.北条義時


補欠

10.周公旦

11.マリ=アントワネット


アントワネット様はベルばらの思い出補正が入っています。

いつか書きたいのは、パレストリーナとリストの伝記。リストは聖職者よりに書きたいので悩ましいです。

私が大河ドラマを割と本気で見始めたのが「いだてん」から。「麒麟がくる」も結構好きで、ちゃんと完走できたのは「晴天を衝け」。「鎌倉殿の13人」も完走できると思う。

個人的に私は三谷幸喜が描く政子が好きなんだよね。悪女っぽくないというか、良くも悪くも自分の心に正直で、意外に魑魅魍魎の多い御家人の中で欲得を得ようとせずに自我を保とうとしているあたりすごい。

しかしこう見ると、大河ドラマって伝記を書くときの参考にもなったりするのだろうか。

日本史でいずれ書きたいのは八橋検校と決めているけれど、まあいずれ……って感じ。本当に。

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