　を、わたくし二十年近く前に趣味で作っておりまして、古過ぎて今では手元にすらないんですが（画像検索にすらひっかからないのだ）、その発展系として「エロ群像劇」というのを書いてみたいなとずっと思っていたんです。

　ちなみに二十年前はまだ母ちゃんの卵子だった若者に説明すると、「二階のお姉さん」はアパートの二階に住んでる綺麗なお姉さんが実はマゾでご主人様募集中だったのだ！　という完全なる抜きゲーです。

　その設定を土台に、アパートの住人ごとの性生活を神の視点でかいまみるという爛れたゲームをね、ぼやっとした設計図まで考えたところで、結婚したり出産したりと自分の人生の転機がきてしまい、そんな時にエロゲー作ってる暇は当然ないので記憶の彼方に忘れ去られたままになりました。

　そんで月日は流れ、最近になって同じくエロサウンドノベルだった「青春と部室」を全年齢向けにリライトしてみて、わざわざゲームにするより、ノベルとして出せばいいんじゃない？　ということに気がつきまして。

　隠れオタクでオタ友皆無な私は、こういった人様に堂々と見せられない趣味は当然一人で完結させているので、ちょっとしたゲームとして形にするにもストーリーを組み立てるだけでなく、絵を描いたり、背景写真を集めたり、効果音を探したり、スクリプトを打ったり、ＢＧＭを打ち込んだり、絵を描いたり、絵を描いたり、絵を描いたりしなくてはならないのです。

　若いころは時間はもとより気力体力性欲がみなぎっていたので、仕事や生活の合間に家族の目を盗み睡眠時間を削ってコツコツ作っていたのですが、今はもう寝る暇があったら一秒でも長く寝たいよね。次の日起きれないもん。絵を描く情熱も年々失いつつあるし。

　それがノベルなら、ストーリーの組み立てだけでいいじゃん！　お得！

　というのを実は前々から気づいてはいたのですが、ノベルなんて自サイトでやっても残念ながらそうそう読まれないんですよ。ゲームなら手にしてくれるんだけどね。

　それが今ならこういった投稿サイトがあるからね。

　というわけで、青春と部室をサイドストーリーまで書いてもしまだ余力があったら、今度は抜けない性生活群像劇を書いてみたいなと！思います！おわり！