【ブログ再掲】一昨年のブーツが入らなかった去年のブーツも入らない

(過去にサイト投稿したネタを再掲しています)


アラサーの詩(半フィクション)

作詞・作曲/佐々木なの


1:最近とみに 衰えを感じる

  内外かまわず くだってる気がする


  先月の虫さされ まだ治らない

  去年のブーツは もう入らない


  テレビに向かって もんたやタモリと会話している

  小倉さん出るたび オヅラさんって口に出してる


  そんな私の唯一の自慢は ゴミの分別完璧

  ホッチキスの芯取ろうとして 爪はがす


2:最近とみに 衰えを感じる

  人間として 下ってる気がする


  すっぴん スーパー 全然余裕

  ワードロープは ユニクロ主流


  美容院へ行くたび「久しぶりですね」って 言われてる

  言われてはじめて 半年経ったの 気づいてる


  そんな私の唯一の贅沢 5000円のシャンプー

  トリートメントは 予算オーバー


3:最近とみに 衰えを感じる

  一段飛ばしで 下ってる気がする


  黒地に白文字 まぶしくて

  全文選択して読んでる


  整体いくたび「凝ってますね」って 言われてる

  「ほぐすのに毎回凝って帰ってきますね」って 言われてる


  そんな私の唯一の運動 縄跳びはじめました

  冷やし中華よりはやく 終わりました


  おばちゃんからは「若いわね」って言われるけれど

  近所のクソガキ ババァよばわり


  どっちやねん 思わず大阪弁


(2008/9/14初出)

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