(過去にサイト投稿したネタを再掲しています)

　皆さんはあの、シャンプー時に目の滲みない「シャンプーハット」について、どう思われますか？

「こどもの使うものでしょ」

「大人になって使ってたら恥ずかしいじゃない……」

　それはもう昔のはなし！　そんな事は縄文人でも言いません！

　今やシャンプーハットは、若者の最先端のお洒落として大流行しているのです。

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若者の街渋谷はシャンプーハット一色

　街中の若者の集う店舗では、入手困難になる盛況ぶり。

　流行発信の街、渋谷にあるＧａｌに人気のＳｈｏｐ『ホンゲーラ』の店長中本木弘一さん（２８）は「シャット（※シャンプーハットの略称）は入れてもすぐに売れちゃいますね。女の子のなかには入荷日を狙って、徹夜で並んでる子もいます。うちでは整理券を配布しているんですが、それでも間に合いませんよ」と嬉しい悲鳴。入手していない若者の中には、倍の値段でもいいから欲しいという人も。すでにインターネット上では、限定モデルのシャンプーハットが高値で取引されているなど、その勢いは過熱する一方です。

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出す側から売れていく程の人気ぶり

　また最近ではストリートだけでなく、ビーチやアウトドアにシャンプーハットを使う人も増えています。白浜に遊びに来ていた小川田瑠璃さん(２１)は「私はピンクのシャットを愛用してます。普段もだけど、海では強い日差しから守ってくれるし、足につければ足ヒレにもなるんですよ。勿論、髪を洗う時も目にしみません(笑)」と、その見かけの可愛さだけではない実用性を語ってくれました。

　この空前の大ブームの最中、宝石・貴金属の名門店ハリーウィンスットントンでは、純金のシャンプーハットを発表！　目映いばかりのシャンプーハットは、もったいなくてちょっと使えそうもありませんね。

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推定総額５０億円の黄金のシャンプーハット

　さあこの秋冬、あなたもナウでイカしたイケてる街一番のシャンプーハッターを目指してみませんか!?

講師・（ハットしたくとも髪がない）佐々木ピーコ

(2001/9/20初出)