第53話 いつの日か『青空文庫』に名を残さむ(爺医)

 『青空文庫』が25周年を迎えたらしい。

 蔵書数は一万七千作品を超えるというから凄い。


 そのテキスト入力や校正作業にはボランティアが当たっているが、運営費は寄付で賄っていると聞いた。

 インターネット上で自由に閲覧(活用)できる『青空文庫』には、こうした人々の支えがあったのだ。


 著作権の保護期間は著者の死後70年間らしいから、そのうちテキスト入力作業が不要な時代になるだろう。

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