第2話 火星人との別れ

火星人「言わば、人類のお母さんになるのかな?」


少年「あなたが、お母さんなら神様って言うこと?」


火星人「地球で言うところの神様に当たるかもね。火星人は、地球人より遥かに知能が高く、寿命も、長い。私が若い頃は火星人は沢山居たけど、今では私を含め3人。私は、途方もなく長く生きてきた。もう生きられない」


少年「そうなんだね」


火星人「最期に貴方に伝えたい。水星の人達を救ってあげて」


少年「水星?」


火星人「昔のような暖かく豊かな星に戻してあげてほしい。貴方なら出来るはず。。それを伝えにやって来た。さよなら。。」


少年「待って!もっと話を聞かせてよ!僕にそんな事出来ないよ!」


火星人「大丈夫きっと貴方なら出来る。。」


少年「待ってよー!」


火星人「さよなら。。」


つづく

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