第三回「UFOと遭遇できるのか?」福島県:UFOふれあい館

 UFOとは未確認飛行物体を指す略称であることは広く周知されているが、では、実際に見たことがある人は一体何人いるだろうか?




 ちなみに、俺の親父は若い頃に見たことがあるらしいが、息子の俺はまったく信用していない。




訳あって福島へ行く機会があった。


 福島県は福島市。


 この地方都市の近くに飯野町という小さな町があり、そこに観光スポットがあるらしいと聞いて行ってみることにした。




観光スポットの名前は「UFOふれあい館」


地方公共団体と民間企業の第三セクター(らしい。詳細は知りません)らしく、こんな外連味あふれるものを行政が作ったとなれば、なかなか洒脱な町ではないかと感心してしまう。




いざ辿り着いたのだが、なんという胡散臭さ!!!


この時点でメロメロである。




さて、中はというと、ムーが所狭しと置いてある棚があったり、飯野町と宇宙人の関係に関する飛び出す動画を3Dメガネをかけてみれたり(またこの内容がぶっ飛んでて最高に面白い)、CIAの秘密文書が公開されていたり(英語が読めないので何を書いてあるかはわからなかった)と


あまりの情報量にパンクしそうだった。




とはいえ、ここはただの「地方面白スポット」にとどまっていないところもまた良い。




なんと、ここはムー編集長の三上氏が所長を務めるUFO研究所が併設されており、今年の6月には極めて信憑性の高いとされる、UFOの飛翔動画を公開。もしかすると、ここはUFO研究の先端になるのではなかろうかと期待せずにはいられないのである。




 さて、俺はと言うと、その日は特にUFOは見ることは出来ず、ふれあい館名物のラーメンを食べて帰路に着いた。






ちなみに、帰りに駅前で食べた円盤餃子は美味であった。



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る