第7話 ばーちゃんのきんぴらごぼう
ばーちゃんがつくるきんぴらごぼうは、ごぼうもにんじんも大きめ。コンビニとかで売ってるお惣菜のきんぴらの太さの約5倍はあって、とても食べ応えがある。自家製ごぼうを使っているのはいいのだけれど、繊維が硬いので、湯掻いてお湯を捨ててから改めてにんじんと合わせて煮るので、普通に煮るより柔らかくなる。この食感と味はまさに母親へ受け継がれていて、同じ味で育ったものだから、実家へ帰らずともばーちゃんにつくってもらうきんぴらごぼうで「おふくろの味」を体験できる。
ばーちゃんとしても作ってあげて喜んでくれる人がいるというのは張り合いがあるようで、月に一回のうちの近くの整体院への通院のついでに持ってきてくれる。今月の通院日は明日24日なので、今から楽しみである。
(明日は晩ご飯のおかずを悩まなくてすむ!)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます