第7話 10月14日(金)【スターライトパレード】


ラジオ◆◆をお聴きの皆さん、こんばんは。

10月14日金曜日、時刻は夜11時を回りました。

あなたと過ごす金曜日の夜のひと時『夜のポスト』

今夜も30分間の生放送でお送りいたします。

お相手は、私、ラジオ◆◆パーソナリティ 赤松れんげです。

どうぞよろしくお願いいたします。


この番組は、リスナーの皆さまからのメッセージとリクエストでお送りしていきます。

誰かに伝えたい、話したい、聞いてほしい、そんなメッセージをお寄せください。

テーマはフリーで、随時受け付けています。

それでは、金曜日の夜のひと時、どうぞゆっくりリラックスした時間を一緒に過ごしましょう。



さて、今夜は10月14日。10月第2回目の放送です。

秋もどんどん深まってきていますが、今週は比較的暖かい日もありましたね。

場所によっては、そろそろ紅葉も見頃になってくる頃でしょうか。

私は、桜もそうなのですが、紅葉もタイミングを逃すと一番良い時を見逃してしまいがちでして……

天気予報だったり、街の街路樹だったりよく見るようにしています。

昨年は、紅葉狩りには行けなかったので、今年はどこか紅葉狩りに行けたらいいな、なんて考えています。

皆さんは、紅葉狩り、行かれますか?

おすすめスポットや、独自の楽しみ方などありましたら、ぜひメッセージで教えてくださいね。



では、今夜いただいているメッセージを紹介いたします。

ラジオネーム、『星の子』さんからのメッセージです。


『れんげさん、こんばんは。

毎週この番組を聴きながら「あぁ、今週も終わったな」とリラックスするのが習慣になっています』


こんばんは。

毎週のリラックスタイム、ご一緒できてとても嬉しいです。

ありがとうございます。


『何回か前の放送の際に「365日の紙飛行機」がリクエストで放送されたと思います。

その歌詞がとても印象に残っているので、今回メッセージを送らせていただきます』


はい「365日の紙飛行機」放送いたしました。

先月、9月2日の放送でリクエストをいただきましたね。


『私は、幼い頃からずっと母の言葉に導かれて生きてきました。

子どもの頃はそれが当たり前で、特に疑問を持つことはありませんでした。

そして私はいつしか、何かを選択するときに「母が好きな方」を選ぶ癖がついていました。

習い事、趣味、自分の誕生日プレゼント、服装、部活、高校……

「お母さんが好きなのはこれだな」

これが私の中での暗黙のルールになっていたのです』


これ、程度の差はあると思いますが、親の意向とか考え方に沿う……というのは、ご経験がある方は他にもいらっしゃるのではないですかね?

私にも、覚えがあります。


『そんな私が母の意見に従わず、強硬に自分の希望を押し通したのは大学です。

進学先に私は東京の大学を選びました。

どうしても、地元の大学に進学させたかった母の希望に逆らい、私は東京の大学を第一志望にして進学しました。

その時に母から何回も念押しされたのは

「4年間だからね」でした。

4年で卒業すること、就職は絶対に地元に戻ること、これが絶対条件でした。


母から離れた私は自由を謳歌する……ということもなく、結局、最初の1年くらいは、見えぬ母の存在を意識しながら生活していました。

サークル選びや授業選択、バイト先も。


サークルの仲の良いメンバー数人で旅行に行く話が出た時も、メンバー内に男子がいる、というだけで、私は男子と旅行に行くなんて母にばれたら怒られるのではないかと不安でたまらなかったです。

友達には、一緒に住んでいるわけじゃないのだから、言わなきゃわからないよ! と言われ、その通りだと思いつつも、なぜか母の顔がちらつき、怒られたらどうしようという思いが消えないまま旅行に行きました。

そのせいか、旅行中もふとした瞬間に心がザワザワしてしまい、思いっきり楽しむことができませんでした。

こういったことが多々あり、自分でも恥ずかしいような情けないような思いが募っていました。


就活が始まるころには、母から頻繁に

「こっちに帰ってくるのでしょう?」

というメールが届いていました。

正直なところ、まだまだ東京にいたい気持ちの方が強かったです。

ちょうどその頃から、自分の好きなものを少しずつ選べるようになっていた時期でもありました。

地元に戻ったら、全てがまたもとに戻ってしまう。

東京で、ひとりでの暮らしを続けたい……

もっと自由に自分の好きなものを選びながら生きてみたい……

そう思いつつも、結局私が選んだ道は、地元へ戻ることでした。

運良く地元企業の一般職で採用してもらうことができたので、そこに就職することを決めました。

地元に戻ってからは、再び実家での生活が始まりました。

幸いなことに入社した会社では、仕事は大変ながらも良い人間関係に恵まれ、それなりに充実した日々を過ごせていたと思います』



『けれども、大学時代にひとり暮らしを経験した私にとって、久しぶりの実家暮らしは少し窮屈なものになっていました。

家に帰る時間、お風呂に入る時間、休日の過ごし方……

子どもっぽい言い方になりますが

「自由な暮らしに戻りたい」

そう思う日も少なくありません。


そんな時に「365日の紙飛行機」を聴き、私ももう一人いたらいいのに、自由に生きることができる自分がいたらいいのに。

そんな風に思い今回、メッセージを送らせていただきました。

「365日の紙飛行機」をリクエストされた方が後悔のない人生を送れることを願っています』



ということで、『星の子』さんからのメッセージでした。


『星の子』さん、ありがとうございました。



それでは、『星の子』さんからいただいているリクエスト曲です。

『夜、寝る前にいろいろ考えている時に聴きたくなる、この曲をリクエストいたします』

ということで、リクエストをいただきました。

『星の子』さんからのリクエスト曲【スターライトパレード】です。

どうぞ。



お聞きいただきました曲は【スターライトパレード】でした。



さて、今夜もたくさんのメッセージいただいていますので、ご紹介したいと思います。


ラジオネーム『走り屋ママ』さん。

『れんげさん、こんばんは。

私も紅葉狩り、タイミング逃しがちで行けていませんでした。

が、しかし!

我が家の周りは自然豊かなので、実質どこにも行かなくても紅葉狩り状態なのです!

数年前には、庭の一角にコキアを植えてみました。

ぽってり丸いコキアが色づいていくのを見ながら季節を感じています~。


そして、今回のメッセージはちょっと心にくるものがありました。

というのも、私も3人の子を育てています。

どうしても、「こうなってほしい!」みたいな、そんな思いを子どもに背負わせてしまいがちです。

口では「のびのび育ってほしい」なーんて言いながら……

もう毎日が苦悩の連続です。

自分も子どもだった頃があり、親とぶつかるなんてしょっちゅうだったのに。

「絶対お母さんみたいになんかならない!」って思っていたのに、よくよく自分を振り返ってみると、自分のお母さんと同じようなことを子どもに言っていたりしていて自己嫌悪……


メッセージを送られた方は、お母様のことをどう思っていらっしゃるのでしょうか…?

良いご関係であったら良いなと思います』


ということで、メッセージをありがとうございます。

コキアを育てていらっしゃるということで……

コキアって『走り屋ママ』さんのおっしゃる通り、まるっとしたフォルムで、なんだか可愛らしいんですよね。

緑色から深い赤に変わっていくの変化を楽しんでいらっしゃって素敵ですね。


そして、3人のお子さんを育てている「お母さん」の立場からのメッセージもいただきました。

私は子育てをしたことがないので、偉そうなことは言えないのですが、親御さんは親御さんで、いろいろ考えがあるのですよね。

『走り屋ママ』さんもきっと毎日お子さんのことを思って一生懸命なのだろうな、と思いました。


続いては、ラジオネーム『雨』さん

『れんげさん、こんばんは。

先ほどのエピソード、ちょっとわかるな、というところがありました。

私も大学に入学して一人暮らしを始めたばかりの頃は、帰るのが夜遅くなったり、コンビニでお菓子の大量買いしちゃったりした時、うまく言えないですけど、なんだか妙な背徳感? みたいなものを感じていました。

私の場合、1か月くらいでそんな気持ちもどこかに行ってしまいましたが(笑)』


ということで、メッセージありがとうございます。

妙な背徳感! これ、私もわかります。

一人暮らしを始めたばかりの頃、私も感じていました。

実家にいたら絶対できないなっていうことをやったときに、ちょっとソワソワしたような気持ちになるのですよね。

私の場合、友達と朝まで飲み明かした時ですね。

楽しかった! という解放感と、一晩中遊びまわってしまった! という罪悪感。

両方混在した何とも不思議な気持ちになりました。

もしかしたら、他にも同じような気持ちを経験したことがある方、いらっしゃるかもしれませんね。


最後は、ラジオネーム『焼酎呑兵衛』さん

『親と子の関係性は家庭によって様々。時代によっても様々。

きっと今までも多くの人が悩んできて、これからも多くの人が悩むことでしょう。

「これ」という正解がないうえに、肉親という切れない縁で結ばれた人間同士だからこそ、難しいものなのでしょうな。

たまには、答えのない問題に頭を悩ませながら呑みたいと思います』


ということで、メッセージありがとうございます。

そうですね。

まさに『焼酎呑兵衛』さんのおっしゃる通り。

親子の関係って難しいですよね。

内容や程度は違えど、多くの人がぶつかる問題なのではないでしょうか。

そして、算数の問題のように「これ」という明確な答えがないことでもありますよね。

お互いを思いあっていてもうまくいかないこともあるし、すれ違ってしまうこともあるし……

どんなに時代が変わっても、多くの人が悩む問題かもしれませんね。

そして、『焼酎呑兵衛』さん、私毎回言っているかもしれないのですが、呑みすぎにはどうぞご注意くださいね。



今夜もたくさんのメッセージありがとうございました。

この番組は、にこにこキラキラ生命保険株式会社とその他各社の提供でお送りしました。


10月も半ばになり、皆さん秋を楽しんでいらっしゃることと思いますが、急に寒くなったり、暖かい日があったりしますので、どうぞ体調管理にはお気を付けください。

天気予報にはぜひ、ラジオもご活用ください。

晴れている日には、木々や花々の変化にも目を向けてみてはいかがでしょうか?


さて、この番組では皆さまからのメッセージをお待ちしております。

テーマはフリーで、随時受け付けています。

誰かに伝えたい、話したい、聞いてほしい、そんなメッセージをどうぞ『夜のポスト』に投函してください。

あて先は、FAX番号 〇〇〇〇-××-○×○×

メールの方は、〇〇〇@radio◆◆.jp

また、ホームページの専用フォームからでもお送りいただけます。

どうぞご利用ください。



そろそろお別れのお時間となります。

今夜はこの曲でお別れしましょう。

『RPG』です。


それでは、来週もまたお耳にかかりましょう。


ラジオ◆◆『夜のポスト』お相手は、赤松れんげでした。

おやすみなさい。


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