第20話:ジェル状の病壊獣
チャプター1
私は、病院で手術をしていた。
「カテーテルか。これを通して、カリカリと。消去完了。抜いてと。」
一時間後。私は、かつ丼を休憩室で食べ始めた。
そこへ、鈴がやって来た。
「空。もしかして、また、かつ丼?」
「ああ。365日三食とおやつは、かつ丼と水。悪いか?」
「あ、あのね。どういう体をしているの?」
「さあ? 調べても無意味だぞ。」
チャプタ―2
ここは、院長室である。
「空に勝つ方法は、無いのか?」
バクテリオンは、腕を組んで、歩きまくっていた。
「摘出されたら、アウトだな。トホホ。」
そこへ、メディカリィーがやって来た。
「バクテリオン。もう、作戦なら実行しているわよ。」
チャプタ―3
気が、休憩室にやって来た。
「また、かつ丼か。凄い奴だな。」
「私には、常識だけどな。」
「台詞が出ない。」
そこへ、コールが入った。
「現場は? すぐに向かいます。」
私達は、千葉の石油コンビナートへ向かった。
チャプタ―4
ここは、石油コンビナートである。
私達は、そこへ辿り着くと、怪我人の救助と治療を開始した。
その時、私は、足跡を発見した。
「ま、まさか、このタンクの中に? カテーテルしかないか。」
私は、カテーテルをタンクに通した。
すると、タンクから、病壊獣「アウトジェル」が摘出された。
チャプタ―5
「見つけたぞ、病壊獣。」
「フーンだ。点滴を全部、ウィルサーにしてくれる。」
「させるか。メディカルチェンジ。」
私は、烈風医師 空に変身した。
チャプタ―6
「このアウトジェルは、手強いぞ。」
アウトジェルは、爆発する泡を両手から放った。
「ウワーッ。クリニックソード。」
私は、アウトジェルを斬ろうとしたが、簡単にかわされた。
「何て、軟体をしているんだ?」
「またな。へへへっ。」
アウトジェルは、消えるように去って行った。
チャプタ―7
ここは、院長室である。
「バクテリオン様。いかがでしたか?」
「さすが、アウトジェル。気に入った。」
「今度は、止めを刺して来い。」
「仰せのままに。」
アウトジェルは、去って行った。
チャプタ―8
そこへ、メディカリィーがやって来た。
「もうすぐ、フェレス様が戻って来るみたいよ。三日ぐらいかな。」
「うまくいったという事か。面白くなってきたぞ。」
「今回の病壊獣も負けると思うけど?」
チャプタ―9
アウトジェルは、葛飾区でウィルサーに街を破壊させていた。
「キエーッ。」
「ウワーッ。キャーッ。」
「空。出て来い。クククッ。」
私は、そこへ辿り着いた。
「そこまでだ、病壊獣。メディカルチェンジ。」
私は、烈風医師 空に変身した。
チャプタ―10
「な、何者だ?」
「破壊を治療する神秘の医師。烈風医師 空。オペ開始。」
「ウィルサーども、やれ。」
「キエーッ。」
「これを使ってみるか。クリニックブラスター。シュート。」
「キエーッ。」
チャプタ―11
アウトジェルは、爆発する泡を両手から放った。
「ウワーッ。」
「へへへーっ。またな。」
アウトジェルは、狛江市へ向かって走って行った。
「ヒールサンダー。」
私は、獣の形をしたスクーターに乗って、後を追った。
チャプタ―12
「カテーテルとグリップだな。」
私は、アウトジェルにカテーテルを通して、ステントを最大限に膨らませた。
「何だ、この物体は?」
「そして、血管をクリッピングして、動けなくした。
「ギャーッ。」
すると、アウトジェルは、爆発して消え去った。
チャプタ―13
そこへ、バクテリオンがやって来た。
「また、敗北したか。病壊獣培養。」
バクテリオンは、アウトジェルを蘇生し巨大化させた。
「グオーッ。」
「召幻衝。カイザーノア。」
私は、召喚したカイザーノアに飛び乗った。
「カイザーモード。」
私は、カイザーノアを人型に変形させた。
「アンビュカイザー。」
チャプタ―14
「溶かしてくれる。おりゃーっ。」
アウトジェルは、アンビュカイザーに巻き付いた。
「ウワーッ。くっ。」
「このままだと、まずいぞ。」
「理解っているさ。アンビュファング。」
アンビュカイザーは、アウトジェルに拳を喰らわせた。
「ウワーッ。俺とした事が・・・。」
「アンビュフェンダーと叫べ。」
「理解った。剣幻衝。アンビュフェンダー。」
すると、アンビュフェンダーという名の剣が出現した。
チャプタ―15
「これでも喰らえ。」
アウトジェルは、爆発する泡を両手から放った。
「いくぜ。斬幻衝。アンビュランスライサー。」
アンビュカイザーは、アウトジェルを一刀両断した。
「ギャーッ。」
アウトジェルは、爆発して消え去った。
チャプタ―16
ここは、院長室である。
「病壊獣も、残り一体か。だが、まだ諦めんぞ。」
「かなり大変な状況ね。それで、どうするの?」
「あいつを目覚めさせるまでだ。」
「あいつって、あの不死の怪物、アスべスターの事?」
「ああ。それしかない。まあ、それより前の作戦も考えてある。」
バクテリオンは、不気味に笑い過ぎてむせた。
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