第15話《不思議な夢》

ルア:ほらぁー歩こうよー


ダル:それで?ルナどういうことか説明して?


ルナ:私たちは青い月の奇跡を起こす運命だったの。


セレネ:どうしてそういいきれるの?


ルア:お告げも忘れたの?みんな忘れてばっかりだね。


ダル:お告げ?


ルナ:小さい頃みんなで同じ夢を見たのを覚えてない?


セレネ:…もしかして星の夢?


ルア:そう!月がない夜の夢!!


ダル:風が強くて…なんだか不思議な夢?


ルナ:月がないというか…正確には新月で星が綺麗な夜…風が強く吹き付けて目を開けるのがやっとだったあの夢。でもなぜだかそこにいるのは自分の姿だとわかったあの不思議な夢。


セレネ:あれがお告げ?


ルア:そう。夢の中で誰かに言われなかった?


ダル:そういわれてみれば…女の人に何か言われたような…夢だったような…



2018.8.31

waiting moon 更待月

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る