第10話《幻の森》

クー:ここが幻の森なの?


ユエ:そのはずなんだけど…道間違えたのかしら?


カマル:あってると思うんだけどなー。ま。とりあえず進んでみればわかるさ!


リュヌ:でも、どう見てもこれ…森じゃなくて草原よね?


ユエ:うーん。…木はあるけど…


クー:幻の森はすべてまやかしだってじぃ様がゆってた。森へ入るものを惑わせるって…


カマル:森へ入るも何も、森ですらないしなー惑わせられるほど霧も濃くないしなー。


ユエ:まさかもう惑わされてたりして…?


リュヌ:ここまでくる途中に霧が濃かったわけでも森の中にはいったわけでもないのに?


カマル:ユエの勘違いだって(笑)

むしろ森が枯れて草原になったんだって!!きっと!!たぶん!!絶対!!きっと!?


リュヌ:どっちよ!?ってゆーか!森はそんな簡単に枯れないでしょ?!


クー:大丈夫かな…


ユエ:大丈夫よ。クー。みんなで約束の丘へいきましょう。


カマル:さぁて!どっちいこっかなー♪まずは真っ直ぐが鉄則だな!!






2017.10.22

Crescent Moon 三日月。

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