第6話買い物

 「だあ!負けたぁ!」

 「うむ。では、洗い物は頼んだぞ」


 俺がこの世界にきて初めての日曜日。俺と結衣はオセロというゲームで、朝食後の食器洗いをかけて勝負し、俺が黒で結衣が白。理由は、

「魔王だったら黒でしょ!私は、そんな魔王に立ち向かう勇者だから白ね!」


まあ、結果は、先ほどの通り黒が20枚以上の差をつけて圧勝した。


「くっ!もっかい!もっかいだけ!」

「断る!何回やるつもりだ?もう8回は戦っておるだろうが……」

「だって!私オセロで誰にも負けたことないんだもん!」(⚠︎誰ともやったことない)

「そうか。でも、そろそろ買い物に行く時間ではないのか?」


俺は時計を指差す。


時間は9時となっていた。


「あっ!そうだった!」

「では、洗い物を頼む。俺は、乾燥機を回してくるから」

「お願い」


今日は、週に1度の買い出しの日らしい。そのついでに、俺の服とか入り用のものを買ったり、街を案内してくれることになった。服は、ネットで買ったものがあるからいらないと言ったのだが、


「全身タイツなんてあり得ない!それに何そのウニみたいなトゲのある肩パッドにヒラヒラしたマントは!」


と、俺の魔王的カッコいい衣装を馬鹿にしてくる。


「確かに家事をやる時は、マントを踏んで転んだりして「はぁ…邪魔だな」と思う時はある!だが、それでも俺は、20000年をこの格好で過ごしてきたから後ろにヒラヒラしたものがないとなんかむずむずして気持ちが悪いんだ!頭が痒くて瞬間的に腕を上げてかこうと思ってもなかなかかけずイライラしてへし折ってしまう肩パッドがないと落ち着かないんだ!」


その後も俺の魔王的クールなファッションについての講義は1時間続き、最終的には、


「わかった!わかったわよ!なら、誰もいないこのマンション内と闘う時以外は、普通の格好で過ごすってことで!」

「うむ!妥当だな!よろしく頼む!」


と言う一件が昨日あった。


その後、家事を済ませマンションを出て、タクシーで移動する。


まずは、駅前にあるブランドショップが並ぶ通りで服を買う。


「おお!緑などの落ち着く感じのお店に、店とマッチして歩いているものたちの心を癒してくれる街路樹。見ていると、自然と心が落ち着くな」


俺は、タクシーの中から周りの景色を見て感動する。


「そお?見慣れているからよくわからないけど。あ、ここで止めてください」


結衣は、適当なところでタクシーを停め、お金を払って降りる。


「この通りが男性ブランドが多い通りだから、一通り見て回ろう」


ブランドショップ街は、駅に向かって左側が男性用、右側が女性用ブランドと分かれている。


「まずは、靴からね。トールは大人っぽいしモデルのような体型しているから「ガッチ」から行きましょうか」

「その辺はよくわからんから任せる」


俺たちは、ガッチへと入る。ガッチとは初めて店名にデザイナーの名前を掲げたブランドの元祖とも言われている老舗らしい。


店内へと入る。


「長谷川様。いらっしゃいませ」


よさそうな高級スーツを着た中年の男性がお辞儀をして迎えてくれる。


「どうも。いつもの空いてる?」

「はい。どうぞこちらへ」


中年の男性にお店の奥へと通される。


そこは一般客は入れず、限られた特別な客しか入れない場所らしく、中は、高級ホテルのスイートルームのようなところだった。


高級ソファ、柔らかな絨毯、黒を基調として、所々に金のラインの入った壁。


俺は、なぜかソワソワして落ち着かなかったが、結衣は慣れているようでソファに腰掛けると、案内役の店員がメニューを持ってきて、紅茶を頼んでいた。


紅茶を頼んだ後は、「この人に似合いそうな靴とか服もあったら持ってきてちょうだい」


と、スタッフにお願いしていた。


「後は店員さんが上手くやってくれるから、トールは立ってるだけでいいわよ」

「わかった」

「その間、私は課金して、期間限定のガチャを回しまくるわよ!待っててね!エミリアたん!」


そこから1時間、俺は、店員の言われるがままにいろんな服を試着した。


だが、どれも俺の好み(魔王的センス)に合う服がなかった。やはり、俺は、全身タイツにマントと肩パッドが1番似合うし、何より落ち着く。


そんな店員とのやりとりを見かねた結衣は、


「今まで試着した服と靴、全部ください」


と黒いカードを取り出す。


結衣の言葉に店員は慌てることなく服を全て用意して、支払いのレシートを持ってきてサインを求めた。


その時にチラッと値段を見たが、ネットでの買い物なんて可愛いものだった。値段が2桁は違っていた。


荷物は、持ちきれないほどあったので、後日配送してもらうこともできるが、そのまま値札を外して着替えた。


残りの荷物は異空間へと放り込んでおいた。


服などは、「ガッチ」で済んだので今度は、駅へと向かった。


「ここの改札を通る時に、アプリ「支払いはなんでもお任せ!ペイ!」を使えば、改札が開いてホームに行けるから後は、目的の場所に向かう電車に乗るだけで終わり。以上。次に行くわよ」

「うむ。なるほど」


(はぁ……昨日の夜調べておいてよかった。電車なんて使ったことがないからよくわからなかったのよね。念のために乗っておきたいなんて言われたら確実に知ったかぶりをしたことがバレてたわね。よかったぁ。説明だけで納得してくれて)


次に、駅前にあるショッピングモールと言うところへとやってきた。


「いろんな買い物をしたいならここがおすすめね。大体なんでも揃ってるから便利よ。その中でも、私がお勧めするのは……」

「なんだ?もったいぶらずに早く教えろ」

「まあまあ」


結衣は、俺の手を引っ張り店の奥へとどんどん進んでいき、あるお店の前で止まった。そこは、俺がネットで調べていてずっと行ってみたかったお店だった。


「ここは……」

「そう!私たちゲーマーの楽園!ゲームショップよ!中でも、このお店「なんでもあるよー!みんな集まれー!」は、旧作から新作まで他店では置いていないようなレアなゲームまで存在する品揃えの良いお店です!この辺のゲームショップをランキング化するために、入り浸った私が言うのだから間違いなし!」

「おおお!!天国ではないか!こうしてはいられない!早速行こう!」


今度は、俺が結衣の手を持って店内へとずかずか入っていく。


盗難防止用のセンサーと自動ドアを超えた先は、まさに神が作りたもうた芸術品ばかりだった!


「おお!あそこにあるのは、ゲーム機の初代LSで1番の名作と言われているRPG「ドラゴンウエスト」ではないか!あっちには、同じく同率1位の名作と言われているFPSゲーム「ショットgun!」ではないか!」

「おお!トール詳しいね!」

「ふっ!最高のゲームを作るためには、最高のゲームを知らなくてはならないからな。いろんなジャンルのゲームを調べたし、何よりゲーム部屋にある1000本のゲームソフトは全てプレーしたからな!」

「え!この世界にきて3日しか経っていないよね?どうやって全部やったの?」

「ふっふっふっ……そこは魔王の力を存分に発揮して、時間の流れをコントロールした。俺がいる間のゲーム部屋で過ごす1時間は、外の世界では、たったの1日しか経過していない」

「そんなことが可能なの?」

「誰に言っている?俺は魔王歴20000年だぞ?不可能なことは、……(虫の退治)以外は、なんでもできるぞ?」

「「不可能な」の後のところなんて言ったの?ごにょごにょって喋っててなんて言ってたかわからなかった」

「まあ、細かいことは気にするな。そんなことでは立派な廃ゲーマーになれないぞ?」

「それは困るわね。わかった。気にしないことにする」


それから、お昼のことも忘れてゲームショップで半日過ごしてしまった。


(楽しいな。好きなものを語り合えると言うのはこんなにも楽しいものなのだな!)

(楽しかったぁ!好きなことについて語るのがこんなに楽しいなんて初めて知った。これまでクラスメート達が自分達の好きなものに対して熱心に話し合っている光景を見て疑問に思ってきたけど、確かに時間も忘れて話し込んでしまうのは、納得だわ!)


その後、スーパーに寄って、必要なものを買った。


スーパーで印象的だったのは、「え!このお肉安い!あ!あっちでは、タイムセールしてる!え!この前、この鮭300円で買えたのに、350円になってる!高い!」


と、結衣が唸っていたのが印象的だった。


ブランド街で、100万円以上の買い物をした時は、特に驚いた顔はしていなかったのに、スーパーでは、この慌てよう。こやつの金銭感覚がよくわからん。


もちろん。結衣は、異空間のことを承知しているので、冷蔵庫に入れるだけ買い込んだ。


手では、持ちきれない荷物は異空間へと放り込む。


「いやぁ。魔王って便利ね。国民的アニメ「どら焼き好きなんだもん!」に出てくる青い子猫型ロボットのポケットと同じくらい便利ね」

「ふっ。魔王歴20000年だからな!」


俺が右腕を左腕で叩く。

その動作は、この道何十年と語る時の職人がやるようなポーズ。それを見て結衣は、


「ははは!何よそれ!」


いい笑顔で笑っていた。


    ************


「おい!今の見たか!」

「結衣のやつ。めちゃくちゃ幸せそうにしてやがったな!」

「ああ、前まで死んだような目をして、俺たちの財布をしていたような奴が!」

「俺たちより楽しそうにしてやがったな」


スーパーを出て、楽しそうに歩く結衣を見かけ、その幸せそうな顔に、憤慨している4人の男達がいた。


歳の頃は、10代半ば、皆、派手な髪に、オラオラした服装をしている。


街中を歩いていたら、思わずすれ違い様に道を譲りたくなるほどの威圧感を放つ不良達。


彼らは、結衣が中学時代に荒れていた頃、連んでいた男たち。中学時代は、男達が金がない時に呼び出して遊んでいた。しかし、高校に入ると、遊びの電話を断られるようになり、結衣にはイライラしていた。


「あいつは、不幸であるのが似合ってる。それに、あいつは一生俺たちの財布だ」

「ああ。あんな幸せそうな顔をしてちゃいけねぇ!一生、俺たちのために金を出し続けてるのがお似合いだ」


リーダー格であろう、金髪の男がニヤリと笑い


「やるか?」


と、他の3人に声をかける。



「いいねぇ!」

「久しぶりに楽しくなってきた」

「どんな表情をするのか楽しみだなぁ……」


そんな3人の反応を見て、


「なら、俺たちの財布を取り返しに行くか」


結衣とトールの知らないところで不穏な影が動き出す。そして……


    ************


「ねぇねぇ!ナダ!あの映像見た?」

「うんうん!見たよ!ネダ!どうだった?」

「面白くて笑っちゃった!」

「あれは傑作だよね!」


双子の神、ナダとネダは、宇宙空間のような星々が点々と光る空間で、魔力により映し出されたトールの映像を見ていた。


その映像は、ナダがトールを地球に捨てた直後の映像で、トールが拾ってくださいと書かれた段ボールの中でうずくまっている様子が映し出されていた。


「どんなピンチでも一切表情を崩さなかったあのトールが大泣きしてんだよ!」

「しかも、20000年も魔王をした奴が、拾ってください!とか」

「「本当に面白すぎる!トールの不幸な姿は!」」


*************


話は戻り、スーパーでの買い物を終えたトールと結衣は。


「あ!しばらく、ばあちゃんのところに行ってなかった!近くに来たし、元気にしてるか見てこう。トール。ちょっと寄り道していい?」

「ああ。問題ないぞ。それよりばあちゃんとは誰だ?」

「私が昔からお世話になっている人!しばらく顔を見てないから、ここから近くだし見に行こうと思って……」

「わかった。行こう」


と言う話があり、スーパーの近くに商店街があり、そこで駄菓子屋をしているとのことで、マンションとは反対側だが、向かうことになった。


「ばあちゃん、元気にしてるかなぁ♪」


駄菓子屋へと向かう結衣は嬉しそうに笑っていた。


結衣が会うのを嬉しそうにするばあちゃんの駄菓子屋がある商店街は雨を気にせずに歩くことができる屋根のある「アーケード商店街」となっていて、その一角に駄菓子屋「カカア天下」はあった。


「久しぶり!ばあちゃん!」


結衣は大きな声を出し、店内へと入っていった。


結衣の大きな声に反応したのは、店の奥のレジ横で椅子に座って店番をしている白髪の80前後と思われる少し痩せた感じの老婆。


まだ腰は曲がっていないようで、まっすぐと歩いている。が、膝が悪いのかどこか歩き方が辿々しいところもあった。


「あんた、心配だから週に一回は顔を見せるように言ってるじゃないか。ちゃんとしたものは食べてるのかい?学校は、どうなんだい?」


ばあちゃんは、結衣のことを心配していたが、顔は嬉しそうにニコニコしていた。


「大丈夫だよ。ちゃんと自分で作って食べてるから。学校は変わりないけど、慣れてるから大丈夫!」

「そうかい。ならいいよ。それで、あんたの後ろにいる男は誰だい?」

「ああ。この人はトールって言って。うーん?なんて説明したらいいかな?」


結衣は、説明に困り俺の方を見る。


(まあ、異世界で20000年魔王をしていて、突然にその世界の神にいらないからとこの世界に捨てられて、運良く結衣に拾われて、今は、一緒に暮らしているなんてどう説明したらいいかわからんのも無理はないな)


「俺が説明する。ばあちゃんとやら。はじめまして。俺は、「ファブニール」と言う世界で魔王を〜〜〜」


結衣にした時と同じ説明をする。


案の定、初めは半信半疑だったばあちゃんも魔法を見せると俺の話が本当であることを信じた。


「そうか……辛かったね。あんたは言われたことをずっと1人で全うしていただけだってのに。神ってのも酷いもんだね。大丈夫さ。あんたはちゃんと役目を全うした。それに、これまでいいことがあまりなかったなら、それは、あんたの人生において、善行が貯金されていて、これからその貯金が降り注ぐようにいいことしか起こらないよ。だから、きっと大丈夫さ」


ばあちゃんは、にっこりと笑う。


その笑顔を見ていると、心がホッとしたのと、これまでの自分の頑張りを認められたことでなんだか泣きそうになった。


(ふっ……この世界にきて涙腺がおかしくなったな。それに、あんなに無表情で、何も感じなかった俺が、こんなにも日々を楽しく生きられている。それはひとえに……)


俺は、結衣の顔を見る。


じっと顔を見ていると、


「何?」


と聞かれてしまったが、


「いや。お前の顔に早く帰って朝まで新作ゲームの続きがしたい!と書いてあったから読んでいただけだ」


俺の発言に結衣は固まり、ばあちゃんの頭から角がはえる。


「どう言うことだい?あれだけゲームのやりすぎには注意しろって言ったよね?」

「……」


結衣は、ばあちゃんの圧力に顔を背ける。


だが、ばあちゃんは結衣に近づき、さらに、


「ねぇ!」


と、詰め寄る。


詰め寄られた結衣は、


「は、は、はい!」


ビクビクしていた。


「結衣?店の奥へ行こうか?トール。すまんが少しの間店番を頼むね」

「トール!このバカ!人でなし!悪魔ぁぁ!」

「俺は、人でもないし悪魔でもない!20000年の歴史を誇るベテラン魔王「トール」だ」

「うるさい!1日でネットに汚染された廃人!家事以外1日中ゲームばかり作って部屋から出てこない自宅警備員のくせに!」

「ふっ……そんなに褒めるな。あのマンションが無事なのも俺のおかげというわけではないか」

「通じてねぇし!こういうところで文化の違いを感じるわ!」


結局、結衣は店の奥へと連れて行かれ、その後1時間。奥から出てくることはなかった。


そして、戻ってきた時には、真っ白に燃え尽きていた。


「でも、不思議なもんだね。人を寄せ付けないように怖い顔をしていたあんたが、そんな柔らかい顔になっているのは、小さい頃以来じゃないかい?」


ばあちゃんの言葉に、


「……そう、だ、ね」


と、結衣は歯切れ悪く返す。


俺は、どうしたのだろうかと思ったが、すぐにいつもの調子に戻った様子を見て、問題ないと判断し、そのことについては聞かないことにした。


俺でも触れてほしくない部分なんていっぱいあるのだ。俺以外の者達にだって触れられたくないことの一つや二つあるだろうしな。


「そうそう。結衣には話そうと思っていたことがあったんだ」

「何?ばあちゃん」

「私も80になって体にガタが出始めちまって店を切り盛りするのが難しくなってきてね。まだ、続けたいんだけど、駄菓子屋はあまり儲けが出るようなもんでもないから人を雇える余裕もなくてね。だから、今年いっぱいでこの店を閉めることにしたんだよ」


ばあちゃんの閉店宣言に結衣は動揺する。


「え?嘘だよね?」

「嘘じゃないさ。こんなこと軽はずみに口にしないよ。あんただから言ったんだ」

「そんな……」


結衣は、明らかにテンションが下がり、暗い顔になる。


その様子を見た時、俺を助けてくれた恩人を助けたいと思った。


「ばあちゃんとやら、一つ提案があるのだが。良いか?」

「なんだい?」

「結衣は俺にとって大事な恩人である。その恩人があんなに落ち込むほど、ここは大事な場所だと見受ける。俺は、恩を仇で返すようなことはしたくない。そこで提案なんだが、俺が店のことをこなせば、この店を続けてくれるか?」


俺の提案に一瞬驚いた顔をしていたが、すぐに、


「そうだね。あんたが手伝ってくれるって言うなら、店が続けられるね。わかった!手伝いを頼むよ!でも、あんまりバイト代は払えないけどそれでもいいかい?」

「金は自力でなんとかするから安心しろ。俺は、ただ、恩人には笑っていてもらいたいだけだからな」

「あははははは!いい男だね!将来他の女とくっつく可能性があるかもしれないなら、いっそのこと結衣と結婚してほしいね」

「う〜む?結婚とはなんだ?俺にはよくわからんが結衣といるのは楽しいから、この先ずっと一緒にいたいとは思っているな」

「そうかい。まあ、今は、それでいいさ」


当の本人は、「人の結婚相手を勝手に決めるな!」と顔を赤くして怒っていた。


(まあ。他の男と結婚するくらいならまだ、トールの方が全然いいけどね!って何考えてんの!)


その後、店じまいを手伝い、ばあちゃんの家で晩御飯を一緒に食べてマンションへと帰宅する。


帰り道、「本当にありがとう」


俺の先を歩く結衣が、街灯の下で振り返り、満面の笑みでお礼を言ってきた。


「お安い御用さ」


その笑顔を見た瞬間、俺は、いつもより心臓がうるさく鳴った。

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