第13話 冷淡な観覧車
『チーちゃんへ』
お元気ですか。
僕はみんなから殴られても笑うように頑張っています。
僕はクラスで浮いていてあの鬼みたいな先生からも否定されています。
チーちゃん。どうすればいいですか?
――あなたがその首を掴めばいいのよ。
僕は急に頭の中に響いた声を聞いてわかった。
そう、僕は生きる価値のないダメな人間なんだ。
だって僕はこうやって自分が作り出した友達からも貶される。
もう僕には生きる価値はない。
だって冷淡な観覧車は永遠には動けないから。
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