215年4月

 215年4月


 イベント:

コール「ランス様、カーレオンよりカイ王と妹君のメリオット姫がまいられましたぞ。

(要約)

カイ「北のノルガルドにも注意しろ。

―――アルメキアとカーレオンは同盟した!


 4月開始時の戦況:

 拠点数5 騎士12 モンスター13 収支+836


 編成フェイズで、キャメルフォードのモンスター配置を少し変更。

 ゲライントのドラゴン1体をエフィーリアに。

 エフィーリアのユニコーン2体をゲライントに。

 これでゲライントの統魔コストがプラス5、エフィーリアの方がマイナス5になった。

 大差ないのだが、エフィーリアのモンスターが回復役しかいないので、このままでは戦いにくい。

 全部の部隊に壁役となる強力なモンスターは必要だ。

 簡単に編成のコツを述べておくと、統魔コストは最低でも150欲しい。

 このコストがあれば、ドラゴン2体を編成できる。

 騎士は後方から支援できる回復職か魔法職が良いが、弓などの遠距離攻撃が出来る職業も良い。

 逆に近接攻撃しかできない職業だと、いくら強くても使いにくい。

 統魔コストが190以上ある場合は、ドラゴン2体にユニコーン (回復役)かケンタウロス (遠距離攻撃)を加えるのが良いだろう。

 レベル10以上でクラスチェンジしたモンスターを使役する場合は更なるコストが必要になるので、クラスチェンジが近くなったら統魔コストに余裕を持たせると良いだろう。


 続いて戦略フェイズ。

 このターンから攻撃が可能だ。

 キャメルフォードの北側は自国領ゴルレなので、東側の帝国領のどちらかに攻め込む。

 偵察の結果、攻めやすそうなエオルジアを攻撃。

 攻め込むのはもちろんキャメルフォードにいる騎士3人、ランス、ゲライント、エフィーリアと従魔たちだ。

 このゲームは、最初に帝国領に攻め込んで領地を奪った国に、後で1人騎士が仕官してくる。

 帝国と領地が接している国でプレイする場合、多少無理してでも最初に帝国と一戦交えておくのが良いだろう。


 帝国軍守備隊の配置はこのような感じ。

 騎士3名・・・ソレイユ(ビショップ11) ミラ(ランサー10) ミレ(ソーサレス10)

 モンスター11・・・グリフォン2 クレイゴーレム ケンタウロス ジン デーモン ドラゴン ピクシー3 ワイバーン


 ここで戦闘時のコツも少々。

 こちらが攻撃時の場合、相手は中央の砦周辺に陣取って、一定の距離まで近付くか、どこかで交戦するまで動かない。

 以下のように、こちらの騎士や遠距離モンスターと回復役を後方に、強力なモンスターを前面に配置して、相手の攻撃範囲までゆっくり前進すると良いだろう。

 部隊ごとに順番が回り、全部隊がそれぞれ12回 (12ターン)の行動を終了するか、全滅するか、全軍撤退するまで戦闘は続く。

 部隊を指揮する騎士は負けても死ぬ事はないが、モンスターはHPがゼロになった瞬間に死亡して消滅する。

 騎士のHPが戦闘中にゼロになった場合、率いていたモンスターは強制離脱して逃げ帰るが、稀に逃げ遅れて戦場に残ってしまう事がある。

 逃げ遅れたモンスターは、戦闘終了後、その土地に配置され、再編成するまでそのままだ。

 つまり攻撃側で勝利して、モンスターを殺すのではなく先に騎士を撤退させれば、残されたモンスターを配下に加える事も可能だ。

 各国には、初期状態からクラスチェンジしている強力なモンスターが数体いる。

 西アルメキアのランス王子の下にいたレベル20のドラゴン「サラマンダー」などもそのひとつ。

 こういう強力なモンスターは、可能ならば捕縛したいところだ。


(基本布陣の一例)

    ↑ 攻撃方向 ↑

 竜A 竜A 竜B 竜B 竜C

  騎A 弓A 騎B 騎C 天C

 弓A  回B  回B


 弓A 竜A

弓A 騎A 竜A  ↗

 回B 騎B 竜B 攻撃方向

  回B 騎C 竜B   ↗

      天C 竜C


 攻撃の順番は、部隊を率いる騎士のレベルに依存する。

 レベルの高い部隊ほど先に順番が回ってくる。

 今回、ゲライントが19で最高レベルなので、1番手。

 レベル順ではその後、11の敵ソレイユ、10のミレ、ミラと順番が回り、レベル9のエフィーリア、レベル1のランスと続く。

 但し同レベル~1、2レベル差の場合、順番が逆になる可能性があるので、必ずしもこの限りではない。

 この順序はとても重要な意味を持つ。

 上記の布陣をしようと思った時、Bの騎士がゲライントで先行して敵の攻撃範囲に入ってしまえば、相手3人の行動によって騎士A、騎士Cが移動する前に移動したかったポイントを抑えられてしまう可能性があるわけだ。

 だからこの場合は、ゲライントは十分に近付いた上で攻撃範囲には入らず待機、敵騎士3人が行動済みになるのを待ってから、騎士AとCを配置し、次のターンに必ず最初に回ってくる騎士Bゲライントが隙間を埋めれば良い。


 前衛の壁役モンスターだが、攻撃防御が高いモンスターなら何でも良い・・・わけではない。

 縛りプレイなどの特別な理由がない限り、ドラゴンが良いだろう。

 ドラゴンは基本的な攻守が高いだけではなく、炎のブレスを吐くという特殊攻撃が可能だ。

 クラスチェンジ前のドラゴンであれば、任意の方向に3マス。

 レベル10でクラスチェンジ後のファイアドレイク、シルバードラゴンなら4マス。

 最終形態のドラゴンなら任意の5マスまでブレスが届く。

 この特殊攻撃は、通常攻撃とは違って必中の上、反撃ダメージを受けない。

 MPの都合で使える回数は限られるが、一方的に、しかも纏めて敵HPを削れるので非常に便利。

 同じようにブレスを吐けるモンスターとしては、「ヒュドラ」や、ワイバーンの最終進化形態の「バハムート」などもいるが・・・まあドラゴンが無難だろう。

 その他、範囲魔法攻撃「ジェノフレイム」「ジェノフロスト」「ジェノサンダー」「ホーリーワード」「メテオドゥーム」も非常に強力だが、これらを使う魔法職は前衛にはならないので、ドラゴンの代わりにはならない。

 例外的に「エンジェル」の最終進化形態「セラフ」及び、特殊アイテムにより追加進化する「ルシファー」ならば攻守のステータスも高く、魔法による範囲攻撃も出来るため、後方での回復役以外に前衛も兼ねる事が可能だ。


 戦闘の詳細は省くが、キャメルフォードからエオルジアへ攻め込んだ結果。

 こちらの被害はゼロ。

 モンスターを含め誰一人欠ける事なく、敵を打ち破って、エオルジアを占領した。

 戦闘後の配下モンスターは以下の通り。(名前の後ろの数字がレベル)

 サラマンダー 20

 ドラゴン 1、2,2,3

 エンジェル 6

 ケンタウロス 3、3

 ユニコーン 2、3


 また、ランスもレベルアップして2になった。

 459/167 228/5 65/64/67 205/122


 守備部隊のいなかったゴルレは、ノルガルドに攻め落とされた。


(215年5月 以降に続く)

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