140字小説コンテスト「十一月の星々」今月の文字「保」
きれいな思い出を取り出して、小瓶に詰めて保存したい。
頭の中からなくなって、思い返せなくなってもいい。
変わらずにはいられない関係性の中で、このきれいな思い出ごと、あなたを嫌いになってしまうよりは。
#11月の星々
作品番号1 雨蕗空何
――――――
140字小説コンテスト「十一月の星々」今月の文字「保」への参加作品。
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