入浴剤
「ほんとだ、みるくのいい匂いがする……。」
う゛……
「どうしたの?」
思ったよりも熱かった……お願いだからそこから動かないで……
「ははっw分かったよ、ゆっくり入っておいで。」
う~……45度がこんなに暑いなんて……はぁ……
「この入浴剤だと主の体も見えないね。」
そうでしょ……?って、動かないでってばぁ……
「っふwごめんね、主の手が綺麗だから」(にぎにぎさわさわ
そんなに綺麗……?
「うん、すごい綺麗だよ。ずっと握ってたいくらい。」
てか、待って、今日やな予感する
「やな予感?」
暑すぎるから倒れそうな気がする。
「ええっ!?大丈夫なの!?」
「ね~俺も入ってい~い~?」
だぁーめ!!
「だぁーーめ!!」
「え~」
少しあがってもいい?
「いいよ、酸素足りないんでしょ?」
うん、ふらふらしてきた。
「……気をつけてね。」
うん。ごめんね。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます