気になっただけ。

「ねぇ、主。」

なぁに?

「主はもし子供作るとしたら僕と清光どっち先に産みたい…?」

なんでそんな、え、どうした?

「ごめん、なんか気になって…」

「どうしたの、ほんとに」

「後先決められる話じゃないんだけどね、なんか、ちょっと、ね?」

私は先に安定の子供を産んであげたいと思ってるよ。

「えっ!?本当!?」

だっていつも清光ばっかりあなた優先しちゃうでしょ。良くないくせ。

「たしかに。いつも俺ばっかりだったし、安定が待ってた時間に比べたら俺の待ってる時間は全然短いし、仕方ないね。」

そういうこと、いつも不平等になっちゃう。

だから同じにするためにはそうしたいなって。

「主…(泣)僕本当に主の隣にいれてよかったって思える。」

来年結婚するんでしょ。一緒にw

「うん!!」

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