1 遊び
「はあ、なんか暇だなー。」と年中の松下和也は思っていた。彼は、幼稚園などには通っていない。そのかわりに児童養護施設に住んでいる。
「あっ、神社だ。・・・何か変だなー・・・何か書いてある。(お金を入れて、ボタンを押して、願い事を言ってね。)えっ、・・・みんなと遊びたい!」カーンと音がした途端、「わー。」という声とともに同世代の子供が和也にまとわりつき、数時間後にははるか遠くに消えた。
・・・「和也、和也・・・」「ただいま、電話に出られません。・・・」
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