伝わる

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 伝えた

 でもそれは

 伝わった、とは違う

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 あくまでもビジネス講座的な話ですが。


「伝える」ことと、

「伝わる」ことは違います。


 明日:○○時、××に集合


 でも、来ない人がいる。


 えーっ、△△時、□□じゃなかったぁ?!


 いうたやんっ!


 と、怒っても「伝わらなかった」時点で、「伝えた」人の負け。


 確認、念押し、または連絡の仕方が悪いか、文章が間違いやすいものだったか……。


「伝わる」ことが大事で、「伝えた」だけでは、何も意味がない。


 ところが。


 これが我々創作の世界だと、そうともいえない。


 「伝わる」ことは確かに大切ですが、作者の意図や世界観を正確によりも、読者が想像膨らませたそれこそが正義ということは大いにあります。


 逆に、中世西洋美術では「前提(神話の物語、聖書の一節等)」が分かっていないと絵画の物語そのものを間違うこともあります。(中野京子著「怖い絵」参照)


「伝える」

「伝わる」


 どちらにしてもなかなかに難しい。

 日々、実感しています

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