雨に唄えば
傘なんかいらない
長靴を水没させて
雨に降られながら
僕は家に帰るんだ
水たまりを蹴って
ずぶ濡れのままの
髪を振り乱したら
歌が空に響くんだ
雨が僕を潤すんだ
寒さなんかないよ
感じる暇もないよ
雨を飲んで歌えば
ちょっとあしたが
たのしくなるから
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