第11話 妹の友達にも怪しい兆し

あれから少しした後に気がついた


「お兄ちゃん大丈夫!?」


涙目で心配する琴音と


「すみませんでした!」


あわあわしながらもちゃんと謝ってくれる少女


「琴音とりあえず友達が来るんだったらちゃんと連絡してね、それと俺の部屋を利用するならそれも言ってくれ」


俺は上半身を起こし琴音の頭を撫でながら言う


「えへへ〜わかった〜」


やっぱり笑顔が1番!


「それと君って今日散歩中にぶつかった人だよね?」


するとハッとした顔で


「その時もすみません」


「大丈夫だからね怒ってないから」


そういい俺はその子の頭を撫でる


「名前なんて言うのかな?」


「わ、私は白石杏子です琴音ちゃんと同じ中学三年です!」


その言葉に俺は驚きを隠せないでいた


だって杏子ちゃんの見た目はロリそのものである


身長はおそらく150も行かないくらいで顔も童顔そのものだ


「むぅ今ロリって思いましたね」


頬を膨らませ俺を凄んでくる


「ごめんごめんけどすごい美人だと思うよ」


俺はすかさずフォローする


すると顔を赤くする杏子ちゃん


「あぁ〜また女の子を誑かしてる〜」


拗ねたような声色で言う琴音


「んな事ねぇよただ本音を言っただけだ!」


そう言うとさらに顔を赤くする杏子ちゃん


「お兄さんって案外大胆なんですね」


えぇ?なにかおかしなことになってる気が


「琴音今何時?」


「うんと、今4時半だね」


琴音はスマホで時間を確認して言う


「杏子ちゃんは時間大丈夫?」


「はい今日親帰ってくるの遅いから大丈夫だと思います」


なら杏子ちゃんに晩御飯を振る舞うか琴音の友達だしね


「それじゃ晩御飯作るから食べていきなよ」


すると申し訳なさそうに


「家そんな気遣いは大丈夫ですよ?」


手を前でブンブンと振りながら断る姿は可愛い


「いいのいいのお兄ちゃんの料理はレストランで出てても遜色ないくらい美味しいんだから」


ハードルをぶち上げてくる妹


「そんなに言われたらいつも以上に腕によりをかけて作るからな!」


「それじゃ食べていこうかな」


杏子ちゃんが恥ずかしそうに頬を掻きながら言う


「杏子ちゃん好きな料理は?」


「私は炒飯が好きです!」


勝手にハンバーグ!って言う偏見を持っていたがそんなことは無かった


ってかハンバーグ!っていうのは琴音か


そこからは晩御飯の時間まで琴音と杏子ちゃんは琴音の部屋で遊ぶことになった


俺はネトゲをやっている


琴音side


「どう?私のお兄ちゃん」


私は友達の杏子ちゃんにそう聞く


「とてもいいお兄さんですね、着替え中を見られたのはあれですけど」


うっ痛いところを突いてくる杏子ちゃん


杏子ちゃんはこう見えて人の弱い所を突くのが上手


「けど美人って言われてとても嬉しかったです」


やばいあの顔暴走してる時の凛姉と同じだ


(これは新たなライバル出現の予感!?)


その後は何ら変哲のない会話を楽しんだ後に


「おーいそろそろ晩御飯できるぞ〜」


お兄ちゃんから呼ばれたので会話は中断し2人でお兄ちゃんの料理を楽しむのであった


やっぱりお兄ちゃんの料理が世界一だね!


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