第17話 決意

他人のプロポーズ聞いても実感がわかないのも羨望がなくてむしろ死ぬつもりでいるから自分に無関係だなーと俯瞰する自分が寂しくて悲しくなる


産まれたばかりの子供の話聞いても嫌悪感が勝るのも

子供の写真見るのを避けるのも


全部全部私が家族(というより実家と実家並みの生活水準)を羨んではいるものの恋愛をすることを諦めて現実見て(稼ぎのいい男なんていない)諦め、男嫌いだから男のサガに疲れて、逃げて


手に入らないことに対して何の焦りもなく諦めて


ただただ自分が数年後のタイミングで自殺することを静かに決意してる現れで身軽であろうとする自分に、

その冷静で現実的な姿勢に悲しくて寂しくてつらくて何にもなれない私がどうしようもなくて心底静かに本気で死ぬ気でいる自分にただただ怖くて本気度が伺えて


本当にわたし本気で自殺したいんだなあって


わたし、本当に死にたいんだね


本気なんだね


実感した


親には申し訳ないけど、もう無理だから幸せにさせて


親に置いてかれて一人で生き残れるほど人生に未練がないし、何も生き残る必要性もないし、なんもないし、お金もキャリアもなんもないから


本当に、わたし、なんもないから


暗号資産の女の子がホテルで自殺した事件もホテルで自殺したら慰謝料かかんないのかなとか、かかんないならホテルで死ぬのもありかななんて真っ先に考えるような人だから

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