第15話 33歳にはならない
死にたくて仕方ないわ。死ぬのが楽しみな日が時々来る。33才になる10/1の前日9/30の夜32才最後に自殺してやるんだわ。その時できるかできないかは置いておいて、そこまで頑張ればいい、っていう気持ちが大事になんだわ。
私の希望であり目標でありゴール。楽しみだわ。
誕生日と死亡日が一緒なの。思い出すのも、法事もすべて同日でいいの。
この日に死のうって思いついた私は天才だわ。
まあもういま貧困すぎてどうしようもないけど。貧困すぎて死ぬための資金、葬式代、私の物の片付け費用、自殺に対してアパートなら慰謝料などがないんだけど。自殺した女として記憶に刻まれるの面白いしちゃんとそれを6年越しに叶えるのが楽しみ。別に親に悲しんで欲しいとも友人に私を覚えて欲しいとも親や誰かに復讐したいとかそんな概念ないけど、なんかちゃんと計画立てて死んだことは覚えて欲しい。ちゃんと死ぬことに対して計画的で前向きで救われたことを知って欲しいし、自殺日を決めた理由もちゃんと知って欲しい、他者を悲しめるつもりはない。救われるために逃げるためにもう頑張らないために私は死ぬ。
北海道いくなら長い方がいいだなんて1人の私に長期休んでどうするの。つらくなるだけだわ。つらいんだわ。孤独を楽しむなんてあと6年しか無理よ。
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