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第４４訓練：老齢雀士ＭＡＣＯ列伝

第４４訓練：老齢雀士ＭＡＣＯ列伝

「朱雀七段」山口県出身ＭＡＣＯは僕の師であり父である人物。

「朱雀八段」→「朱雀マスター」→「黄龍Ｌｖ．１」の僕は

段位的には上だが、総合的な打ち筋を見て

見習うべき点が多いことに毎回気づく。

マージャンは裏ドラが魅せる加点ミラクルもあるが

想定される点数は大体わかるもの。

「２６００点」の手を和了して

「２６００点しかないんかあ……」と、ぼやく父は可愛らしいが

和了する前に今回は２６００点しかないと宣言して欲しいものだ。

父＝ＭＡＣＯの和了する手はいつだって大味。

一色手と呼ばれる美麗な清一色を得意として

子：１２０００点確定の一手を完成させようと企む。

（親番は１８０００点に加点。跳満確定！）

そりゃ２６００点の時も時々はある。

毎回１２０００点以上だったら令和のイカサマ師だ。

さくじつは嶺上開花と言う珍しい和了で

８０００点を叩き出していた。

※嶺上開花＝リンシャンカイホウ

明槓・暗槓した際に自模る牌で和了すること。自摸＝ツモ。

「３筒」「４筒」と待っていた際に

待ち牌 「２筒」を自摸。「２筒」「３筒」「４筒」で面子完成！

覚えている限りでは

「１筒」「１筒」「１筒」「１筒」＝此処が嶺上開花の起点！

「２筒」「３筒」「４筒」「８筒」「８筒」「８筒」「白牌」「白牌」

「７筒」「８筒」「９筒」

２翻：混一色　１翻：嶺上開花　１翻：ドラ１　合計４翻：８０００点

がっつりマージャンに溺れてしまった。

家族マージャンを始めた頃のＭＡＣＯは浮き沈みが激しかった。

１０回戦対局を申し込んだら８割方、僕が勝っていた。

最近はＭＡＣＯの段位が上がって来て

ＣＰＵ２人のＡＩ技能が高くなって来ているが

その妨害を抜きにしても、互角の勝負が出来ていると思う。

嶺上開花の幸運に触発されて、今回はマージャンを肴にした。

苦いＬｅｍｏｎと歌う　令和歌謡を聴きながら

今回はこの辺で。

本日の出展は

０５麻雀格闘俱楽部ＳＰ