第774話四十肩

今日の作業は、冊子の袋入れ。これだけ聞くと楽そうだが、冊子の1冊1冊が重いのだ。左手に袋を持ち、右手で冊子を掴む。

地味に疲れる作業だ。午前中と午後の1時間はその作業だったので、腕が上がらない。

四十肩がとても痛む。

午後は折り紙を四等分にカッターナイフで切り分ける作業だが、腕が使い物にならず、正方形に切れない折り紙をどんどんゴミ箱に捨てた。

甲子園の結果がとても気になる。

どちらも応援したいが、ちょっと仙台育英に勝ってもらいたい。

でも、去年優勝してるから、慶応でもいいや。


明日頑張れば、もう週末の背中が見えてくる。

甲子園が今日で終わり、週末の24時間テレビが終われば、今年の夏は終了する。

10月になると僕の1年は終わった。

12年ぶりに同じ職場で1年働く事ができた。

心ならず病気や骨折で職場を辞めなくてはいけなかった。2箇所は会社が潰れた。

会社運の無い僕は、この職場に感謝している。精神不安定に何度もなり、何度も辞めようかと考えたが働く事を諦めたら、おしまいだ。

次の職場が決まるまで絶対に辞めない。

慶応が勝ちそうだ。

この試合の行方を見て今日の活動を終わりにしようか。


本日の読み切りエッセイ、これまで!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る