第734話親子喧嘩

嫁さんが、お義父さんが使わないから、テレビと台いる?と聞いてきたので、いると答えた。母親の家のテレビが映らなくなり、新しく買おうと話していたからだ。

そして、母親にLINEでテレビいる?と聞いたら要らないと返信がくる。

狭くなるし、テレビは必要ないからと。僕は頭にきた。

年末に買い替えると送って来たからだ。

素直に貰えばいいものを。

馬鹿が!


もう、金は貸さない! 

勝手にしろ! 

誰の為に借金して、母親にお金を渡したと思っているんだ!馬鹿が!


大学の学生ローン300万円も生活費に回して、僕は大学を中退しないといけなくなったのに!

金銭管理の甘い馬鹿なヤツの面倒は見ない!

僕はもう助けん!

一応、テレビは預かって置こう。

馬鹿が、貰えば良かったって、必ず言うからだ。

あの馬鹿は、人の心を踏みにじる天才だ。

あの馬鹿にお金を工面した借金は約100万円。それを毎月銀行に返済している。

子供は親を選べない。

僕はこんな親は要らない。かれこれ、300万円は親に渡している。

コイツラが僕の夢や希望を踏みにじってくれたのだ!


僕の読み切りエッセイ、これまで!

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