第447話青春の破片

仕事帰りに、超ミニスカートにした女子高生が2人、電車の座席の正面に座り、イヤらしい目で見ないようにスマホをいじっていたトリスです。通勤、帰宅はサングラスをしているので、目線は大丈夫だと思うのだが、27歳も年下の太ももが見えるくらいではしゃいでいたら、単なるバカだ。でも、世の中、年の差結婚って、あるのだから不思議なものです。


そんな事はどうでも良い。

あの、中華の鉄人・陳建一さんが亡くなった。67歳。若すぎる死である。

健康食品のコマーシャルにも出演していたのに。

僕が「料理の鉄人」を見ていたのは、15歳くらい。その時、陳建一さんは37歳だった。今の僕より7歳若い。

時間の流れって、怖いよなぁ~。

僕は15年前から社会復帰を夢みてきたが、今の状態が一番のチャンス。

後、年齢制限さえクリア出来れば良い。


バスの運転手をしている同級生は、陳建一さんに憧れて、調理師免許を取得したが、料亭で1年、スーパーに8年勤めて、バス運転手になった。

人の人生は分からないものである。

また、青春の一欠片の破片が消えてしまった。

田村正和、志村けん、大好きな有名人が1人ずつ消えてゆく。

僕の息子が中学生。

僕の髪の毛に白髪がちらほらと。

女子高生にはしゃいでいるのも、いいのかも知れない。

僕には何の魅力がないから、文章を書きながらクスクス笑っているのがお似合いだ!


本日の読み切りエッセイ、これまで!

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