第402話音信不通

会社で知り合い、タバコの金さえもない後輩がいて、タバコ、酒、食事を十分過ぎる提供をした男が消えた。

LINEはスルー。

電話も繋がらない。

カクヨムのアカウントを消している。

理由はともあれ、連絡くらいはするもの。それが、普通の大人社会ではないだろうか?

詳しくは書けないが、彼には過去がある。

決して笑えない過去。

僕はそれを知った上で、彼に接していた。

2年前、懲役を自慢していたバカを面倒見てきたが、不義理をかいた。

アイツは縁が切れて良かった。中卒のオレよりお前は、頭が悪いと言っていたが前科もち。バカだ。

そして、このバカ。

散々金を使わせておいて、一緒に仕事しながら話す相手(女の子)が、腰の病気で入院したのを機に、会社に来なくなった。

カクヨム活動を始めて、皆さんに紹介し、小説のアドバイスをして彼の色が出てきたところで、アカウントを削除しやがった。

コイツ何なの?

僕は許さない。

のっぴきならない事情なら許すが、自分事情なら許さない。

てか、もう、LINEブロックしたし。

だから、今日は予定ではなかったが居酒屋で引っかけてきた。

明日からは、缶ビールだな。


本日の読み切りエッセイ、これまで!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る