第268話忘年会

今日の昼間、家族水入らずで焼き肉屋で忘年会を開いた。

店に11時半集合と嫁さんから指定してきたのに、15分遅刻しやがった。

僕は、時間通りに入店し、キムチを生ビールで流し込んでいた。

嫁さんと息子がやって来て、寝坊したと何のお詫びも無く肉を注文し始めた。

嫁さんは、夕方5時から金山かなやまで会社の忘年会らしいが、生ビールを注文し、息子はコーラを注文した。

一家の主らしく、一年の総括をしたがやはり息子の勉強の話題に。

嫁さんが、頼むから公立の高校に受かって!と、言っていた。

来年から土曜日は、息子の勉強の日。

塾よりも、講師に質問するより僕の方が質問しやすいとの事。


酒は進み赤星を飲んでいると、嫁さんもグラスをもらい、赤星を飲んでいた。

この人、僕より酒が強いのだ。

僕は一気に飲んで、後はダラダラ飲む。嫁さんは始めからダラダラと永遠に飲み続ける。

息子が早くビールを飲める歳になればいいのだが。

帰宅中、左足の小指をぶつけて血が出た。あまりの痛さに酔いが覚めた。

糖尿病だから、キチンと治療しないと腐って切断だ。

今年一年も、夫婦喧嘩もなくて仲良く過ごし、息子も勉強に対して点数は取れないが前向きなので、良い一年のであったと、総括しておこう。


嫁さんが夜飲むなら、僕も飲んでやる。


本日の読み切りエッセイ、これまで!

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