第7話そわそわする
お天道様が西に傾いてくると、僕はそわそわする。唯一の楽しみの晩酌が待ってるからである。昨夜は、焼酎を飲んだ後に弟にお礼の電話をした。焼酎と鶏肉を送ってくれたからだ。
弟も晩酌の最中であった。
地元ネタや、仁義なき戦いの話しで盛り上がり、亡くなった親父の口癖で大笑いした。
楽しい酒はいいことだ。
これを書き終わったら、近所のスーパーにマグロの赤身を買いに行くつもりだ。
今日は疲れていたのか、一日中寝ていた。
そして、ずっと悪夢にうなされた。
今夜は、酒を思いっきり飲んで、朝まで寝ようと思う。
さて、母が仕事から帰ってくる。
おかず位、買ってやろう。
母の好物のマグロの赤身をば。
「白玉の歯にしみとほる秋の夜の、酒は静かに飲むべかりけり」
今日のお話しはここまで。また明日。
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