障がい者堂便り
羽弦トリス
第1話始まりの朝
さて、始まりました。新連載の執筆の時間が。
今は、03:50を卓上時計が表示している。
「明るい街で」からの読者の皆さんおはようございます。
初めての読者の皆さん、初めまして羽弦トリスと申します。
本エッセイは日頃の日常を描いてみたいと考えています。
僕は精神障がい者です。結婚と同時に統合失調症を発症させました。
団体職員時代に余りに忙しく、また、睡眠時間も削って働いていたので、入社6年目でリタイアしました。それ以前は介護の仕事をしていました。
発症後はリハビリがてら、A型作業所で働いていましたが、A型作業所は障がい者の為の社会復帰までの訓練場と言われてますが、生産性の無い障がい者はクビになります。
体調を崩し、休み勝ちの僕は戦力外通告を何度も受けています。
去年の11月で仕事を辞めて、それから就活していますが、まだ働けていません。精神障がい者にA型作業所以外の仕事を探すことは、非常に困難を極め気力と体力とを要します。精神しょうがいだけならまだましなのだが、右足も悪いので人一倍就活に苦労します。
焦りはあります。子供もいるし。
家族の為にも早く働きたいのが本音です。
おっつ、気付けば04:31。
朝の薬の時間だな。今日は母の仕事が休みの日だから、朝、コメダでモーニングを予定している。
6時くらいに二度寝できたらいいな。
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