第22話 同僚の不思議体験。
私の同僚の女性(Kさん)の不思議体験。
不思議体験とは言っても、Kさん本人にとってはチョイチョイある日常的なことらしい。
仕事中、視界の
この前は、私に『ねえ、さっきそこでSさんのこと見かけたんだけど、いつから休むんだったけ?』と
Sさんは病気
『ゑっ!?
それに、Kさんは虫の知らせのような経験もあるらしい。
もう何年も会わず、連絡も取っていない親戚や友人のことを、なぜか突然ふと思い出し、『あの人、今頃どうしてるかなぁ?』なんて考えていると、二、三日後にその人物から連絡があったり、出先でばったりと会ったり、残念なことに
そしてつい最近、また
今まで全然興味もなく、特に好きでもない
もちろん、数ある中には
他にも、Kさんの家ではしばしば奇妙な音が聞こえるそうだ。
パキ、ビシ、ボキ、といった、いわゆるラップ音らしきもの。
Kさん本人は、温度や湿度の変化による
だが、なかんずく、私が
カブトムシ、クワガタムシ、トンボ、それにカマキリなどは、私も抵抗なく
逆に、Kさんはネズミやカエル、そして
好き嫌いは人それぞれ、体験する不可解現象の種類も人それぞれということなのだろう。
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