第十二話:金角のひょうたん
チャプタ―1
ここは、署である。
俺は、恭と話をしていた。
「恭。今日の天気は?」
「ドカ雪だ。まっ、この辺だけだけどな。」
「この辺って、まさか・・・。」
「そのまさかだ。大変だな。夏なのに何故か降る。」
俺と恭は、溜め息を吐いた。
チャプタ―2
ここは、六本木である。
絶と金角は、六本木ヒルズの屋上に居た。
「ここからなら、何処でも、破壊出来るな。」
「どうなさるおつもりで?」
「恐魔丸の切れ味を試す。」
「な、何という考えを。」
金角は、腰を抜かした。
チャプタ―3
俺は、巳桜と話をしていた。
「巳桜。フライドポテト以外のうまい物って、何だ?」
「色々あるけど。口にあわないかな?」
「今の話は、無し。月虹線って、いつから走っているんだ?」
「さあ。詳しくは、知らないけど?」
「御免。聞いた俺が悪かった。」
チャプタ―4
絶と金角は、ステーキを食べていた。
「うまいな。この店のステーキは。」
「株は、買っておきました。30%ぐらいですが。」
「でかした。褒美をやろう。」
「ありがたき幸せ。」
「金角。湖台 遺跡を始末して来い。」
「仰せのままに。」
金角は、消えるように去って行った。
チャプタ―5
俺は、モグラと話をしていた。
「お前もやるじゃねえか。」
「蛇に言われたくないな。」
「蛇だけどモグラだ。」
「済まん。つい。」
「俺も悪かった。それより、これから、どうする?」
「荒廃 絶について調べてみる。」
「手伝っても良いけど、その代わり。」
「理解った。コーラだろう?」
「まいどありーっ。」
チャプタ―6
金角は、塩浜へ辿り着いた。
「ここから、破壊するとしよう。テン。」
金角は、十体ものテンを召喚した。
「キエーッ。」
テン達は、街の破壊を開始した。
「キエーッ。」
「ウワーッ。キャーッ。」
チャプタ―7
俺は、木場で、アークスティラコと話をしていた。
「遺跡か。何が聞きたい?」
「いつから、この世界に?」
「恐竜が繁栄していた頃からだ。」
「何を食べている?」
「雑草だ。」
「武器は、いつから、準備している?」
「気が付いたら、いつの間にか、持っていた。」
「気が付いたらって、あのな。」
「それって、とんでもない事なのか?」
「い、いや、止めておく。」
「遺跡。煙臭くないか?」
「ん、あの街の周辺だな。行って来る。」
俺は、パトカーに乗って、木場へ向かった。
チャプタ―8
ニ十分後、俺は、木場へ辿り着いた。
「何だ、ここは?」
そこへ、金角がやって来た。
「良く来たな、湖台 遺跡。」
「誰だ、お前は?」
「幻衝怪「金角」。真・アーク刑事 激。貴様を封印してくれる。」
「されて、たまるか。創造神覚醒。」
俺は、真・アーク刑事 激に変身した。
チャプタ―9
「クククッ。掛って来るが良い。」
「それじゃ、遠慮なく。アークソード。アークブラスター。」
「瞬幻衝。斬幻衝。乱幻衝。」
金角は、測定出来ない程、素早くなって、俺を斬りまくった。
「ウワーッ。何て、速さだ?」
金角は、ひょうたんを取り出した。
「遺跡。おーい。遺跡。」
「何だ?」
「掛ったな。封幻衝。」
「ウワーッ。」
俺は、金角のひょうたんに吸い込まれた。
「これで、しばらくは、安心だ。」
チャプタ―10
ここは、ひょうたんの中である。
「変身が解けているな。
俺は、拳や蹴りを喰らわせてみたが、びくともしなかった。
「痛ててーっ。どうにかして、ここから出ないと。」
チャプタ―11
恭と巳桜は、俺を捜していた。
「遺跡の奴、何処に行ったんだ?」
「もう、三日目だよ。」
その時、恭は、ひょうたんを見つけた。
「何だ、あのひょうたんは?」
「水稲代わりにしては、でかいわね。」
その声は、俺にも聴こえた。
「恭。巳桜。聴こえるか?」
「も、もしかして、遺跡か?」
「ここから出してくれ。」
「出してって言われても。」
そこへ、十体ものテンがやって来た。
「キエーッ。」
「遺跡。ちょっと、待ってろ。」
「テンが来たから。」
恭と巳桜は、アークマグナムで、テン達を狙撃しながら、倒していった。
「キエーッ。」
チャプタ―12
そこへ、金角がやって来た。
「何をしても無駄だ。フハハハーッ。」
「まずいな。そうだ、あの手があったか。」
俺は、その作戦を試してみた。
「おーい。金角。」
「何だ、真・アーク刑事 激? し、しまった。ウワーッ。」
金角は、ひょうたんに吸い込まれた。
俺は、やっと、外へ出られた。
「出せ。さっさと出さんかい。」
「理解った。出してやるぜ。創造神覚醒。」
俺は、真・アーク刑事 激に変身した。
「バトルモード。」
俺は、BATTLEを選択し、入力した。
真・アークブレスの音声:バトル
俺は、バトルモードになった。
チャプタ―13
俺は、METALを選択し、入力した。
真・アークブレスの音声:メタル
「旋幻衝。アークメタルトルネード。」
俺は、高速回転して、ひょうたんを斬りまくった。
「め、目が回るーっ。」
俺は、ULTRAを選択し、入力した。
真・アークブレスの音声:ウルトラ
「拳幻衝。アークスぺシウムナックル。」
おれは、ひょうたんを粉々に粉砕した。
すると、金角が、飛び出て来た。
「ウワーッ。こ、こしゃくな。鋭幻衝。斬幻衝。フハハハーッ。」
金角は、剣を鋭くして、俺を斬り裂いた。
「ウワーッ。仕方ない。」
俺は、フルアークフォームになった。
「フルアークフォーム。」
チャプタ―14
「何ーっ?」
「ブレードギラー。」
俺は、真・アークブレスのRIDERとRANGERとPRECUREとULTRAとARKとFRIEND
を選択し、入力した。
真・アークブレスの音声:ライダー、レンジャー、プリキュア、ウルトラ、アーク。
フレンドシップアーク。
「アークジャスティスパワービクトリィー。」
俺は、ブレードギラーから、その技を放った。
「ヌオワーッ。」
「任務完了。」
「な、何で、この俺が、貴様ごときにーっ。」
金角は、爆発して消え去った。
チャプタ―15
そこへ、絶がやって来た。
「ふっ。バカな奴め。ひょうたんを逆利用されるとは。巨幻衝。」
絶は、金角を蘇生し、巨大化させた。
「グオーッ。」
絶は、消えるように去って行った。
「召幻衝。アークスティラコ。」
「クルルーッ。」
俺は、召喚したアークスティラコに飛び乗った。
「アークモード。」
俺は、アークスティラコを人型に変形させた。
「アークナイト参上。」
チャプタ―16
「フハハハーッ。瞬幻衝。斬幻衝。乱幻衝。」
金角は、測定出来ない程、素早くなって、アークナイトを斬りまくった。
「ウワーッ。速過ぎる。」
「でも、いくしかねえ。」
「世迷言を。一刀両断してくれる。」
「アークナイト。一気に食らわせるぞ。」
「それしかなさそうだ。遺跡。任せた。」
チャプタ―17
「アークドラフト。」
アークナイトは、アークドラフトを両手に構えた。
「アークインフェルノディザスター。」
アークナイトは、金角を狙撃した。
「ヌオワーッ。」
「アークホーンファング。アークファルシオン。」
アークナイトは、右手にアークホーンファングを装着し、アークファルシオンを左手に持って、
構えた。
「アークダブルドライブ。」
アークナイトは、金角に拳を決めつつ、横に一刀両断した。
「ヌオワーッ。ま、まだだ。幻衝光線。」
金角は、左手から、幻衝力の光線を放った。
「ウワーッ。何て、幻衝力だ?」
「でも、ひるむ訳には、いかない。アークモード解除。」
俺は、アークナイトをアークスティラコに変形させた。
「アークブレスブレイズ。」
アークスティラコは、口から聖なるブレスを吐き出した。
「ギャーッ。」
金角は、爆発して消え去った。
チャプタ―18
ここは、異次元である。
そこには、絶が居た。
「クククッ。湖台 遺跡め。今度こそ、必ず・・・。」
そこへ、アーク刑事 衝がやって来た。
「その任務は、このアーク刑事 衝にお任せを。」
「理解った。だが、ここへは、もう戻れんぞ。」
「それは、理解っております。」
「ならば、さっさと行け。」
「仰せのままに。」
アーク刑事 衝は、消えるように去って行った。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます