〈撃破済み〉風刃竜シュライティア(エリア不定ボス)

出現場所:不定(常に上空を旋回している。強き者の気配を感じ取ると、律儀に降りてくる)

  強さ:★4.5


風刃竜ふうじんりゅうシュライティア



〈概要〉


 明るい緑色の体表と瞳をした竜。全高40m、全長100m、全幅(翼端長)115m。性別はおす

 翼周囲の4か所に、昆虫の気門のような空気の吸入・排出口がある。比較的軟らかいが、完全な弱点ではない。ここを攻撃して有効打を与えるには竜特効必須。


 常時、竜形態をしている。人間形態時の姿は、マントをまとい緑色のプレートアーマーを装備した格好。ついでに双剣も装備している(前腕部のヒレ状ブレード部分が変化したもの)。


 武人気質であり、戦いには真剣。しかし誰彼構わず戦いを仕掛ける戦闘狂ではなく、自身が「強い」と認めた相手にのみ勝負を挑む。

 また、自身を打倒した相手は認めるため、場合によっては仲間に出来る。


 仲間にするかは相手次第だが、もしも仲間にした場合、護衛戦力や移動の足となるため非常に心強いであろう。その際には、空気吸入口付近に乗ったりしないように。



〈セリフ候補〉


「お前は弱い。弱き者と、私は戦わず(戦闘条件を満たさない場合)」

「強き者とお見受けする。私と一戦、交えてはくれまいか(戦闘条件を満たした場合)」

「私は気流を、思うがままに操れる(“気流操作ウィンド・マスター”使用時)」

「我が刃、受けてみよ(“斬気瞬刃エア・リッパー”使用時)」

「我が弾丸、食らえばその身貫かれるぞ(“緑鱗翔弾シャープ・ブレット”使用時)」

「風よ、伸びて刃となれ(“圧縮風刃ストライク・ブレード”使用時)」

「私の本気を見せる時が来るとはな。この暴威、耐えられるかな?(“風帝暴威テンペスト・オブ・ザ・ドゥーム”使用時)」

「……見事だ(勝利時)」


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☆特殊能力


気流操作ウィンド・マスター

 大気の流れを自由自在に操作可能。

 風に乗って高速移動することも、また応用して突風をぶつけることによる戦闘の強制中断(ないし退避)も可能。

 もちろん、生半可な銃弾の軌道をそらす芸当も出来る。射撃武器で挑む場合、ビーム兵器を推奨する。


斬気瞬刃エア・リッパー

 上記の気流操作ウィンド・マスターで起こした風に乗って仕掛ける格闘戦。前腕部にあるヒレ状のブレードで切断してくる。最大速度は音速を軽く上回る。直線に限れば、地球にある戦闘機すら凌駕する。

 ブレードは常時岩などで研いでいるため、切れ味抜群。受け太刀(刀や剣での防御)は推奨しない。


緑鱗翔弾シャープ・ブレット

 自身のウロコを高速連射してくる攻撃。発射速度は毎分1,500発。

 ウロコは3秒以内に新しいものが生えてくるため、実質弾切れは無い。ただし栄養状態が極端に悪いと再生しない。

 また、気流操作ウィンド・マスターとの組み合わせで限定的な誘導が可能となる(精密さはさしたるものではないが、ある程度狙った場所にウロコ弾を誘導して命中させられる)。

 装甲たるウロコが喪失した隙を突くことは可能。ただし生身の肉体でも相応の頑強さを誇るため、「鎧たるウロコが無いのならば脆い」などとは思わないように。なお、気流操作ウィンド・マスターがあるため、弾速の遅い射撃武器の場合は風でそらしづらい大質量兵器であることが望ましい。もちろんビームも有効。


圧縮風刃ストライク・ブレード

 口、ないし背中の4か所にある発射口(つまり合計5か所)から、圧縮した風の奔流を放つ。いわゆる「風ビーム」。

 切れ味は地球の“ウォーターカッター”に優る鋭さを誇る。たまに自身のウロコを混ぜて飛ばしてくるが、こうなるとダイヤモンドやカーボナードでも切断出来てくる威力と化すため、装甲兵器でも油断は禁物。


風帝暴威テンペスト・オブ・ザ・ドゥーム

 口と背中の4か所の発射口から限界まで空気と自身のウロコを取り入れ、体内で最大圧縮してから放つ大規模なブレス。

 放たれた場合、射程は優に10kmを超える。直接の加害半径(円柱状)は100mメートル、風圧による余波も当然起こりうる。また、ウロコが混ざっているので、巻き込まれると装甲兵器でも粉みじんになる恐れがある。


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★メタ情報


 仲間にすることを推奨するレベルの強さ。つーか、頼むから仲間にしてくれ。そのために性格は比較的まともにしてあるから。


 という個人的わがまま願望おやごころはさておき、性能で見れば攻・防・速揃った隙のない強敵。……少なくとも私自身はそう思っています。

 ただし挑戦する最低条件が「(少なくとも、彼にとっては)強き者である」という特性があるため、戦闘に不向きなユニットではまず対峙すら出来ない。

 彼と戦うために助っ人を呼ぶのは、いちおう可。複数人vsシュライティア1体でも、快く受け入れてくれる。


 なお、条件を満たしたユニット相手であれば律儀に降りてくるため、飛行不能ユニットでもご安心あれ。

 あと、風が吹いている場所で戦うのは推奨しない。風は彼の得意分野ゆえ、最初からハンデを背負った状態で戦う羽目になるからだ。


 ちなみに有原自身のユニットで戦う場合、ゲルハルトで正々堂々戦わせた上で勝利し、仲間にする……というのを参考までに。

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