22 私たちは近すぎる(えろ注意)



「……するの?」


  「え、いいえ」


  「うん」


  そのうんってどういう意味かと考えながら、私の手は彼女のブラから離れた。少しずつ彼女のTシャツを引き下げたが、躊躇しすぎたせいか彼女はさわりたいかと言った。「そんなこと、だめでしょ」

  「だめね」

  そして美月はもうなにも言わないが、私を見つめる目から、また私はクリーム色のところをさわった。私はなにをしているのか?少しつやつやとした布を掠ると彼女はどうと聞いた。「私?え、なんか……柔らかいけど」

  「そう?私も好きね、この生地。だからそとに泊まるとよく着る」

  「いいね、でもそと?……家でなに着るの?」

  「着ないの」

  え?「そのまま寝る?」

  「うん、だれも見ないから。しかも私はそんなに大きくないし」

  言ったところをまた見ると、立体感がありそうだけど、どうやって確認できるか。そして私は聞いた。「学校に行くときこれも着る?」

  「うーん、もっとブラみたいなのはあるけど、ほとんどこんな感じかも。ねえ、彰くん」

  「なに」

  「私はさっきのグラドルさんくらいじゃないね、構わない?だって、男子は大きい方が好きじゃないの?」

  「それはちょっと……大きすぎるかな」

  「そっか」


  少し私たちは見合うと、下にいる美月は言った。


  「彰くん、おっぱい見たい?」

  はっ!?「なに?」

  「そ、そういう意味じゃない!ただ男子は見たいかなと思って。なぜそんなにおっぱいが好きなのかって」

  「あ、ドキドキかな」

  「大きいから?」

  「ううん。多分普段、見えないところだから」

  「だから……パンツとかも?」

  「う、うん」

  「男子は変ね、私ならただ彰くんの顔を見たいけど」


  ……本当か?


  またちょっとキスして布団に戻って寝るつもりだったが、気づいたら私は美月のブラをさわっていた。そして美月の鳴き声が聞こえた。「うっ、うんー」


  は?


  ブラだけじゃなくて、私たちは密着していたので私の下半身も彼女をさわった。ごめんと言って、だめだと知っていたが、私たちのパジャマのズボンの布はまだ接触していた。「彰……あ、あっ」

  それはたった数分だけかもしれないが、美月の鳴き声を聞きながらなぜ彼女が私の部屋、このベッドにいるのか忘れた。すると私は横になってしばらく彼女とキスすると、私の手は彼女のパジャマのズボンをさわった。

  太ももから彼女が感じそうな布に触れた。ちょっとそうすると彼女は言った。「……もっとゆっくりしていい?」

  「どのくらい?」

  優しくさわって、いいかどうかの反応を待っていたが、あまり彼女の答えを聞き取れなかった。「……あっ、うんっ、いいの……彰くん、なぜこうと知ってるの?紗季ちゃんと……」

  「いいえ、ネットにいろいろあるから」


少し黙ると、彼女は聞いた。「グラビア?」


  「もっとだめなのかな」


  「やばいよ」


  私がいないかのように鳴きながらよく彼女は目をつむったが、たまに私を見る表現が珍しかった……


  私になにか期待するようなその目つきは、普段しゃべるときみたいに面白いことを言ったら、彼女は笑って十分そうだけど、でも今の期待を私はどうしたら満たせるか。布の柔らかさを感じながら、私のやることがはずれたように彼女が見えた。そして部屋のそとの音を聞いたのは気のせいか……母か、これを発見されたらどうやって説明したらいいか。でも、悪いことはしていないよ。ただ美月に喜んでほしい、だがどうしても彼女は不満げだった。今は何時?まだ十二時かな。このままだと二時、三時まで続かないか。


  気づいたら彼女はゆっくりと私の手を握った。


  ちょっと静かになった彼女は、また変な眼差しで言った。「もういいよ」

  「もっと?」

  「ううん」


  息が乱れた彼女に見ると、ドキッとした私も違わないじゃないか。ハグしたら、美月はリラックスできると思ったが、妙に黙っていたので私は大丈夫かと聞くと、彼女は失神しそうと言った。「暗くなっているみたいね」

  「え、待って」

  「……多分感じが……激しかったからか。彰くん、私は死ぬかな」

  「死なないでしょ」

  「わからない。なんかもっと、もっと変……」

  「美月!」

  「うん?」

  「しっかりして。まだ君といたいよ」

  「大丈夫よ……彰くん、ありがとう……彰くんに抱きしめられて死ねたら私は嬉しいよ」

  暗くなるなんて、美月はそうならないために彼女のカバンのミカンの香水を探しながら私は彼女に話をかけたが、やっとガラスのボトルを取ると美月はもう反応しなかった。

  大変だと思って彼女に近づいて見ると、低い彼女の呼吸が聞こえた。


  もう寝たか。


  一時……もう遅かったからね。


  彼女の寝顔をもっと見たかったが、香水をかけてしばらく彼女の横にいると、いつの間にか私も眠っていた。



  美月は体調がよくないか、もうそんなことをしないつもりだったが、五月のある放課後、家にだれもいない間に私たちはまたキスした。


  冷蔵庫のお菓子を見ていたとき、私がハグすると彼女は開けっ放しにした冷蔵庫を無視したので私は手を伸ばして閉めた。そこからゆっくりとソファに行って、だけど横にならずになぜか私は美月の後ろにすわっていた。左手が腰を抱くと右手は彼女の制服のちょっと長いスカートの下に入った。黒色のスカートが少し厚くて荒い生地だが、太ももから、そこの見えない布に辿り着いてさわると違う感じだった。

  そのときまで美月の家にたまにあそびに行ったが、もし私の家にあそびに来ると言い出したら、どういう意味かと私は思うようになった。いつも私たちはキスしてそうすると、別れてまた夜に電話で彼女の明るい声を聞いて、彼女がこんな悪いことに巻き込まれたのは私のせいかなと思った。でも三日後また私たちは身体を密着しながら、美月は私に大丈夫かと聞いた。「なんで」

  「私の後ろに……感じるの」

  「ごめん!」

  私はすぐに身体を彼女から少し離した。美月は言った。「い、いいよ。ただ言っただけ……ね、手が……汚れないの」

  「え、全然」

  「本当?汚れていると感じるの……お母さん洗濯するとわかるかな」

  彼女の後ろから、そこにはただ黒いスカートしか見えないけど。「乾くでしょ、洗濯するのが朝なら」

  「まださわったら変だよ」

  「でも、君は女の子だし、変じゃないかな」

  「変だ」

  「え、こんなこと……しないの?」


  彼女は考えて言った。「こんなに汚れるほど、しないかな」


  彼女の意味がわからない間に、私の左手は上がってスクールシャツの上から胸をちょっとさわると、中に手を入れていいかと美月は言った。「……どこ?」

  「スクールシャツが皺になったら、もっと疑われるかな」


  私の心臓は、止まったか……






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作家のノート


この話は小説の初性描写がありますが、性的な目的(ΦωΦ)フフフ…だけではなく、残酷でも、キャラクターの精神を素のままに描写したくて入れました。性描写が関係をより進ませ、深めるのに必要な部分になったと思います。小説の全体的な雰囲気に合わせて直接的な表現は避けました╭( ˇωˇ)╯


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