秋麗

うるわしの秋よ

翠から緋へ

うつりかわる色々が


うるわしの秋よ

まるで生きることを

諦めたように思えるのだ


うるわしの秋よ

だが違うのだな


秋よ、貴方は

世界に静寂をあたえ

冬の厳しさを

たえられるように


世界から色をけし

冬の純白を

のりこえられるように


うるわしの秋よ

誰が為に

生きてみようと思える

そんな秋よ

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る