第231話　「唇」

　唇をキツク結んで

　涙を堪える


　こうやって運転するのは

　何度目だろう


　今

　私を支えてくれる人はいない


　だから

　ひとりで立って

　ひとりで歩く


　そう決めて

　唇の力を抜く


　大丈夫

　今宵はスーパームーン


　さぁ

　あの月に

　なにを願おうか


　月猫散文ノート☆彡


　

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう！

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録（無料）

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る