第101話 「割り込み」

抽選会。

列に並ぶ私の前に、ぬる~んという感じで横から入って来たおばさま。


う~む。

ちょっとムッとする私。

でもまぁ、この人はこういう人なんだろう。怒らない。怒らない。

こんな時って、私にくじ運が回って来るかもしれないじゃない。

確か、割り込みされた後で宝くじに当たった人がいたよね。

うん、そう思うことにしよう。


と気持ちを切り替えたら、初めて500円券が当たった。


月猫散文ノート☆彡



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