ジョージ&メアリのキャラ設定詰め直し

 38話目登場のキャラクターの設定の練り直し作業です。




キャラクター35:ジョージ


※ 挿絵

https://kakuyomu.jp/users/tekitokun/news/16818093087789213770


 身長1m72cm。39才。


 カイルの父親。飾り職人の親父。

 飾り職人といっても芸術家に近い。銅像・銅板及びそれらの加工技術を応用した胴の飾りを作って生計を立てている。予算さえあれば銀細工・金細工もできるのだが、ロジャーが仲介に入るようになってからはそういった仕事は殆ど回して貰えないでいる。

 また、昔は貴族の家にカイルを連れて仕事に行く事もあったのだが、最近では殆どない。これは下町の美術品の仲買を取り仕切るロジャーが、自分のお気に入りの細工師に割のいい仕事をまわしているためである。

 真面目で実直であることを旨としており、冒険者などという人生を掛けて博打をするような人種を蛇蝎の様に嫌っている。

 同じく嫌っているロジャーには、家族を養うために仕方ないと割り切り、頭をさげつつ卑屈にふるまっている。


 愚直な職人。

 くたびれた親父。


「冒険者なんてクズのやることだっ!」


 一人称:俺・(へりくだっている時は)私

 好きな食べ物:鍋物

 嫌いな食べ物:甘い物、味の薄いもの

 好きなもの:大きな仕事

 嫌いなもの:極楽とんぼ

 趣味:仕事

 好きな色:金


 家族に対しては威厳を保とうとするも、ロジャーに対して卑屈になるためむしろ憐れみを誘う。




キャラクター36:メアリ


※ 挿絵

https://kakuyomu.jp/users/tekitokun/news/16818093087789257273

 

 身長1m63cm。37才。

 どこにでもいそうな、おばさん。カイルの母。

 父も祖父も行商人で、命の危険が付きまとう旅暮らしをしていた。祖父は旅の空で病死し、父は娘にだけは楽をさせようと祖父の遺産に自分の半生をとして稼いだ金を上乗せし、ゴータルートの市民権を購入。

 祖父が今わの際に、孫には旅暮らしをさせたくないと父に訴えた光景を今でもよく覚えている。

 街の外の厳しさを知っているかこそ、性格的にもカイルに冒険者は向いていないと考えている。


 やさしげなおばさん。

 あまり良いものを食べていないのか、少し痩せ気味な印象をうける。


「冒険者なんて止めた方がいいわよイザネちゃん」


 一人称:あたし

 好きな食べ物:野菜スープ

 嫌いな食べ物:味の濃すぎる物

 好きなもの:家事

 嫌いなもの:不潔

 趣味:おしゃれ(滅多にしない)

 好きな色:ピンク


 冒険者に限らず、街の外に出る事に対しては否定的。街での生活に順応した住民。



今回のオマケの俳句(作者としての感性トレーニングの一環):くもり空 秋雨ぽつり 首を刺す


今回のオマケ駄洒落(作者としてお笑い脳鍛錬の一環):痒い粥

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